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毒親からの家出を考えているあなたへ【準備が大切】

毒親からの家出

こんにちは、しんです。

毒親と一緒に暮らすのが本当に辛いです。家出をしたいけど、家出をして本当に大丈夫なのか。家出について必要なことを知りたいです。

この記事ではこんな疑問を解決します。

 本記事の内容
  • 家出をするのに必要なのは「勇気」と「お金」
  • 未成年の家出はデメリットが多い【NG】
  • 焦って家出をすると失敗しやすい
  • この記事は「過干渉&日常的に暴力を振るう父親」と「子供に無関心な義理の母親」の機能不全家族で育った僕が、自身の経験を元に解説していきます。現在は対決済み&克服済みです。

    先日、こんなツイートをしました。

    毒親と一緒に暮らすのは、毎日が地獄、つらいことの連続ですよね。

    「もうこんな家早く出ていきたい…」
    「一生このままならいっそ死んでしまいたい…」

    あなたもこんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。

    毒親からの家出には2つのパターンがあります。

    一つは一時的な家出です、頼れる人を見つけてでるかぎり家から離れる方法ですね。

    そしてもう一つは毒親を捨てる、「一生会わないこと」を前提とした家出です。

    この記事では2つのパターンから、毒親からの家出を見ていきたいと思います。

    どちらのパターンについても、僕自身の体験談を交えながら、分かりやすくポイントや注意点を解説していきます。

    しん
    しん

    僕のこれまでの過去や、毒親についての考え方。毒親をテーマにして記事を書く時のポジションについてはこちらをお読み下さい。

    毒親からの家出を考えているあなたに伝えたいこと

    まず毒親からの家出を考えるにあたって、重要なのはあなたの年齢です。

    あなたが「大人」か「子供」かによって、家出ができるかどうかが変わってきます。

    結論から言うと、あなたが大人の場合、家出に必要なのは親を捨てる「勇気」と「お金」だけです。

    逆にあなたが中~高校生の場合、家出はむずかしく、できることは限られてしまいます。

    無理に家出を試みると、犯罪や性被害などに巻き込まれてしまう危険もあります。

    毒親からの家出について「大人」と「子供」を分けて、順に解説してきます。

    大人のあなたに必要なのは「勇気」と「お金」

    繰り返しになりますが、あなたが大人の場合、必要なのは「親を捨てる勇気」と「お金」です。

    さらに具体的にお話すると

  • 引っ越しの初期費用~当面の生活費
  • 信頼できる人(兄弟・友人)
  • 安定した仕事
  • 毒親からの家出にあたって、まず必要になるのは「お金」です。

    金額としては最低でも50万円、可能であれば100万円の貯金があると完璧です。

    毒親に育てられた人の中にはメンタルが不安定で、思うように働けないという方もいると思います。ですが、お金は必ず必要になります…。

    安定した仕事は必須ではありませんが、不安定な仕事でお金がなくなってしまった時に、親元に帰る可能性がでてきてしまいます。

    (※生活保護をもらうという手段もありますが、ここでは解説しません)

    そしてもうひとつ大切なのは、一人で構わないので

    自分の現状を打ち明けられる信頼できる人

    を見つけることです。

    これは友人でも構いませんが、できれば兄弟に頼るのがオススメです。(一人っ子の方は友人でOKです)

    家出をし一人暮らしを始めると、親を捨てたことへの罪悪感や不安がわくため、どうしてもメンタルが不安定になりがちです。

    僕の場合は、清々しい気持ちと悪いことをしたという気持ちが交互にやってきました。

    そうした時、毎回友人を頼ってしまうと友人もが先に疲れてしまい、距離をおかれてしまう可能性があります。

    また、兄弟が社会人であれば、保証人など、家を借りる時もスムーズに済むメリットがあります。

    保証人がいない方は「賃貸 保証人なし 地域名」で検索してみてください。

    毒親から逃げた。一人暮らしを始めた時の話【心は辛いままでした】

    毒親に見つからないようにするには

    ここからは家出をした後、いかにして親に見つからないようにするかを解説します。

    大前提として、毒親はあなたに依存している状態なので、あなたを取り戻そうと必死に動くはずです。

    毒親から見つけ出されないようにするポイントは3つです。

  • 失踪宣言書を書く
  • 住民票閲覧制限をかける
  • 捜索願(行方不明者届)の不受理をお願いする
  • 順に解説していきます。

    ポイント①:失踪宣言書を書く

    失踪宣言書とは、「自分の意思でいなくなりましたよ」と意思表示をするための文章です。

    「自分の意思で家を出ます」

    「自殺はしません」

    「事件や事故には巻き込まれていません」

    「生活もひとりで成り立っています」

    内容としては、こうしたことを書いておけばOKです。

    「失踪宣言書」は書いても意味がないという人もいますが、書かないよりはマシだと思ってます。少しでも確率は上げておきましょう。

    注意点としては、自筆でなければいけないことと(文章ファイルやスマホのメモはNG)、失踪宣言書が親の目に留まる場所に置いておくことです。

    ポイント②:住民票閲覧制限をかける

    名前のとおり、自分以外の人が住民票の請求や閲覧ができなくなります。

    これを行わないと、仮に家出をしたとしても、毒親に住民票の開示をされた時に一発で住所がバレます。

    この手続をするにはまず最寄りの「警察署」にいき、必要な書類を発行してもらいます。

    手続き後、発行されたら書類を自分が住んでいる役所に届け出を行うことで、「住民票閲覧制限」が完了します。

    この作業は引っ越す前と引っ越した後、計二回行う必要があります。

    ポイント③:捜索願(行方不明者届)の不受理をお願いする

    親から暴力やDV被害にあっている場合に限り、「捜索願」の不受理を警察にお願いすることができます。

    ただしこれは、手続きをすればすぐに反映される訳ではなく

    前もって警察に相談をして、被害の実態を把握してもらっていることが前提

    になります。

    もしあなたが親から暴力を受けている場合は、事前に警察に相談し、

    近いうちに家を出る予定があること

    家を出ても事件性はないこと

    などを話しておくといいでしょう。

    未成年のあなたにできることは少ない…

    ここからは毒親に悩んでいる未成年の方向けの内容です。

    毒親に悩んでいる未成年、特に中学生、高校生にもなると

    「自分の家ってなんか普通じゃないかも?」

    と、だんだんと自分の親の異常性に気がついてくるのではないでしょうか。

    そして、そんな親の元で毎日つらい思いをして過ごしている内に、「家出をしたい」と思うようになるのは自然な感情です。

    僕も同じ気持ちだったので、その感情はよく分かります。

    …ですが、未成年のあなたにできることはすごく限られている、というのが現実です。

    家出をしても当然いつかは親、警察に見つかり家に連れ戻されます。

    なので、未成年のあなたが毒親に対しできることは下のようなものです。

  • 親を反面教師にして、自立を試みる
  • 信頼できる大人がいたら助けを求める(ネットで出会った人、怪しい大人はNG)
  • 行政機関に頼る
  • 悩んでいるあなたが大切にすべきこと

    実は、あなたが毒親から離れるにあたって本当に大切にすべきなのは、「自分に対する自信」や「自己肯定感」を持つことです。

    自信や自己肯定感がないと、勉強が上手くいかなかったり、仕事を始めても長続きしません。

  • 高校を出てすぐに働く(お金を貯める)
  • 進学する、メンタルを病まないように勉強を続ける
  • このどちらにせよ、自信や自己肯定感がなければどこかで潰れてしまい、親に依存する生活から抜け出せなくなります。

    そして、今あなたが親から暴力を受けていたり、毎日死にたくなるような思いをしているのであれば、「信頼できる大人」か「行政機関」を頼ってください。

    「信頼できる大人なんていない」と思うかもしれませんが…。

    行政機関では、下のような相談サービスがあります。

    一つ注意点としては、SNSで出会った怪しい大人を頼るのは危険ですよ。

    もしあなたのことをかくまってくれると言っても、大人が子どもをかくまうのはれっきとした「犯罪」です。

    まともな大人は、犯罪のリスクを負ってまであなたをかくまってくれたりはしません。

    なんども家出を繰り返した僕の中~高校生【体験談】

    この記事を書いている僕の親も、とんでもない毒親でした。

    過干渉や執拗な叱責は日常として、それよりも辛かったのは肉体的な暴力でした。

    「冬に裸で外に追い出される」

    「ベランダに紐でくくりつけられ放置される」

    「6時間以上正座させられ、ひたすら自己批判の反省文を読まさせる」

    書いていて気分が悪くなりますが、すべて実際にあったことです。

    今大人になって考えてみれば周囲の人に助けを求めれば良かったのですが、当時はそれができませんでした。

    なぜなら「親が怖かった」からです。

    その後、更に暴力がひどくなったらと思うと、誰にも言えなかったんですよね。

    そんなこんなで、この家にいたら「死んでしまうかも?」ということがちょくちょくあったので、僕は中~高校生の頃、よく家出をしていました。

    期間は大体3日~2週間程度で、夜中に街にいると補導されるので、夜は雑居ビルの非常階段で寝ていました。

    家出の結果、なぜか僕は「非行少年」という扱いになっていた

    一週間以上も家出をしていると、親も焦るのか捜索願いが出されます。

    僕の親は心配というよりも、自分の思い通りに子どもが動かないことに対して怒りを感じていた、とあとで姉から聞きました。

    そんなこんなで補導され、警察署に連れていかれ少年課?のおじさんが開口一番

    「俺はお前を施設に入れることに決めた」

    助かったと思いました。これでもう家にいなくて済むと思ったからです。

    ですが、ここから流れが変わります。

    「だが、今回は親父さんがどうしてもというから見逃す」

    ???一体なぜそうなったのか、意味が分かりませんでした。

    結論をいうと、僕は「児童虐待から逃げた子ども」ではなく、「非行を繰り返す少年」になっていて、今回は親の熱意によって施設に入ることが見送られた、という話になっていたようです。

    僕がこの話をしたのは、不幸自慢をしたいからでも、家出をすれば施設に入れるかもといった話ではなく、

    親はあなたに依存していて、決してあなたを離そうとはしない

    ということをあなたに知って欲しかったからです。

    毒親はあなたを失わないためには平気で嘘をつき、なんでもすると考えてください。

    毒親から離れるのに「勇気」が必要とお話したのはそのためで、毒親だとしても、自分に依存している人間を見捨てるのには「強い勇気」が必要になります。

    家出はその家に二度と戻らない「覚悟」をもつこと

    家出をするにあたって、大切なのは「家出を中途半端に終わらせないこと」です。

    中途半端に家出をし、いやいやながらも家に戻ってしまうと親は

    「やっぱりあなたは私がいないとダメね」

    と、ここぞとばかりにあなたを非難したり、あなたの自立心を奪うような言葉を投げてくるでしょう。

    また、気持ちばかり焦って家出をしてしまうと

  • 怪しいNPO団体(福祉・貧困ビジネス)
  • スピリチュアル関連
  • 新興宗教
  • こうした団体に狙われてしまう可能性もあります。

    まとめ

    最後に今回の記事の内容をまとめます。

    この記事のポイント!
  • 毒親の家出に必要なのは「勇気」と「お金」
  • 未成年は家出はせず、自信や自己肯定感を身につける
  • 焦って家出をするのは危険、準備が大切
  • 今回は「毒親からの家出」というテーマでお話しました。

    毒親との決別のきっかけが結婚や同棲、または就職という方が多いのは、最初にお話した「お金」もしくは「信頼できる人」の条件を満たしているからですね。

    この記事が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。