自分だけが彼を追っていて正直つらいです。回避依存症の人に追ってもらう方法ってあるんでしょうか?
この記事ではこんな疑問を解決します。
- 回避依存症の恋人を追わせる方法は、相手の「見捨てられ不安」を刺激すること
- この方法は一時的には効果があるが、関係が破綻するリスクが極めて高い
- 恋人を無理に追わせるのではなく、自分の生活を大切にし、健全な距離感を保つことが最善の対策
回避依存症の彼に対し
「もっと追われる恋愛がしたい」
と考える方は多いのではないでしょうか?
恋人に追ってもらうためにネットの情報を色々と試してみたものの、上手くいくどころか
という方もいるかもしれませんね。
今回はそんな方向けに、皆さんが知らない「回避依存症の恋人に追ってもらう本質的な方法」という内容で解説します。
この記事を読めば、回避依存症の恋人に追ってもらう方法が分かるはずです。
追わせたいと思うのは自然な感情
あなたはこのように考えたことがあるかもしれません。
「最近、自分だけが彼を追っている気がする」
「付き合い始めのように恋愛の主導権を取り戻したい」
と。
でも、その気持ち自体は自然なこと。
大切にされたい、愛されたいという願いは誰にでもあるからです。
特に回避依存症の恋人との関係では、愛情表現や距離感の取り方が独特で、自分だけが相手に愛情を与えているように感じることもあるでしょう。
ですから、あなたが恋人にもう一度追いかけてもらいたいという思いが湧くのは、至極当然のことなのです。
回避依存症の恋人を追わせる方法【一時的には追ってもらえますが…】
回避依存症の恋人に追ってもらう方法の一つに
「恋人の見捨てられ不安を刺激する」
という方法があります。
この方法を使うことで、これまであなたに素っ気ない態度を取っていた恋人が、あなたの事を追うようになるでしょう。
とはいえ、私は絶対にこの方法は推奨しません。理由は後述します。
追われたいなら「放って置く」こと
結論から言ってしまうとやることはただ一つ
こちらからの連絡を定期的に止める
これだけです。
つまり彼のことを「放って置く」ということですね。
この方法は彼が回避依存症なのであれば、かなりの確率で有効に働きます。
特に定期的なタイミングではなく「不定期」にこの放置を行うと、恋人はあなたへの関心を取り戻します。
ただし繰り返しになりますが、この行為はデメリットが強すぎるので私は「絶対にやらない方が良い」と断言します。
なぜ追わせるのに放置が有効なのか?
回避依存症の人は潜在的に「見捨てられ不安」を抱えています。
普段はこちらから連絡しなくても、あなたから連絡してくれるので
「彼女が自分の事を見捨てるはずはない」
「彼女には多少厳しい態度を取っても大丈夫なはず」
彼はこのように考えます。
中には「恋人に連絡しても返事があるのは数日後」なんて方もいるのではないでしょうか
しかし、突然あなたからの連絡が途絶えることで、彼の心の中には次第に焦りの気持ちが生まれます。
最初は
程度に考えていた恋人も、あなたからの連絡が急に途絶えたことで「見捨てられ不安」が高まり、あなたを追う気持ちが生まれます。
「見捨てられたのでは?」という「強い不安感」から連絡してくるので、普段はそっけない彼もこの時ばかりはあなたに関心を持ってもらおうと優しい言葉をかけてくるはずです。
実際にどのタイミングで放置するのが効果的か?
彼への連絡を止めるタイミングは特に決まりはありませんが、話の途中よりも
といった、ある程度区切りのある所から連絡を止めると効果的です。
回避依存症に限った話ではありませんが、人は習慣が変わると不安を感じる生き物なのです。
回避依存症の恋人に追わせるデメリット【必ず読んで下さい】
ここまで恋人に追ってもらう方法と、その具体的なタイミングについて解説しました。
さっそく今日から実践してみようかな・・・
と思った方、本当に思いとどまって下さい。
ここからはこの方法を使うことで起こるデメリットについて解説してきます。
デメリット①:そのまま関係が終わる可能性がある
この方法は恋人を放置することで見捨てれ不安を高めることで、相手からのアクションを促す方法です。
この方法を使った時、もし仮に恋人にあなた以外の仲の良い異性がいた場合、そこで関係が終わる可能性があります。
全ての人に当てはまる訳ではありませんが、回避依存症の人の中には恋愛上手で常にキープの女性を作るタイプの人がいます。
彼のことを放置をしてそのまま連絡がなくなったのであれば、恋人は放置された事がきっかけで「あなたに見切りをつけた」ということ。
という思いは誰しも同じです。
そして、回避依存症の人の特徴として
少しでも放置される=相手はもう自分に興味が無くなった
と考える傾向があります。(自身の回避行動については深く考えていません。)
放置されたことで焦って恋人を取り戻そうとする人もいますが、逆に、気持ちが一気に冷める人も少なくありません。
デメリット②:そもそも意図的に追わせる行為は健全でない
あえて連絡をしない、という行為は恋愛テクニックのハウツー本で散々語られているかと思います。
しかし、回避依存症の人は基本的に恋人に主導権を握られる事を嫌います。
会話のリズムが自分でコントロール出来ないという状況は、回避依存症の人にとって大変なストレスになります。
あなたもストレスがかかる環境からは逃げ出したくなりますよね?
彼の不安感をを利用し、彼を追わせようとすると
彼の心の中にはこうした気持ちが生まれます。
この気持ちが強まっていくと、いよいよ見切りをつけられ、ある日を境に彼は容赦無くあなたの元を去っていきます。
デメリット③:恋人への連絡を我慢するのが難しい
彼に連絡をしない事であなたには
「もしかしたら別の女の子と遊んでるかも?」
「このまま音信不通になったらどうしよう…」
などなど恋人のことを考え、不安や疑心暗鬼の気持ちが湧いてきます。
放置する事で彼をコントロールするつもりが、彼からの連絡を待つ状態になる事で、結果的に彼にコントロールされる状態になってしまうということですね。
恋人に「追いかけて欲しい」と思うのは『依存心』からではないですか?
ここからは恋愛ハウツー的な方法は全て捨て、極めて本質的な「回避依存症の恋人に追いかけてもらう方法」について解説します。
まずあなたが恋人に抱いている気持ち、それは本当に「愛情」でしょうか。
いつのまにか「愛情」と「依存」がごちゃまぜになった「曖昧な状態」だったりしませんか?
少し厳しい言い方になってしまいますが、もし彼に対する気持ちが「依存」の場合、彼と結ばれるのは難しいでしょう。
あなたの「彼に追いかけてもらいたい」という気持ちは、大きく捉えれば
「彼にこうして欲しい、こうなって欲しい」
という「彼に変わって欲しい」という気持ちの現われです。
しかしこの気持ちは、回避依存症の彼からすると
としか捉えられず、彼にとって大きな負担になります。
そして、負担が高まれば高まるほど、彼とあなたとの関係性は悪化していきます。
距離感を持って付き合うことが一番大切
そうならないために大切なのは
- 恋人との距離感を意識すること
- 無理に彼の言動を変えようとしないこと
- あなた自身が自立した女性になること
です。
回避依存症の彼と付き合っていくのであれば、恋人が助けを求めてきた時にはしっかりと援助し、それ以外は深入りしないことが大切です。
などといった気持ちは、彼への負担になるばかりか、あなたの依存心を高めてしまう原因にもなります。
恋人との距離感を意識し、自分の生活も大事にした上で自然に付き合っていけば、回避依存症の恋人もあなたのことを
「本当に追っていきたい人」
と思うようになるはずです。
そのための方法、考え方は下の記事で解説しています。
関連記事:回避依存症の人が本気になるとき:彼ではなくあなた自身の自立心が鍵この記事のまとめ
最後に今回の記事の内容をまとめます。
今回は「回避依存症の恋人を追わせる本質的な方法」について解説しました。
あなたが今回避依存症の恋人を追わせたいと思っていたとしても、安易な方法に頼らないように気をつけて下さいね。
今回は以上となります。
関連記事:回避依存症の彼との幸せな関係の作り方Twitter(@psynote__)もやっています!この記事が役に立ったという方はぜひフォローして頂けると嬉しいです。