毒親育ちは友だちがいない?【理由と3つのパターンを解説】

毒親-友だちいない

こんにちは、しんです。

毒親育ちだけど友だちがいない。毒親育ちの人はみんな友だちが少ないの?毒親育ちの人の友だち関係が知りたい。

この記事ではこんな疑問を解決します。

 本記事の内容
  • 「友だちがいない」3つのパターン
  • 友だちが少ないのはあなたのせいではない
  • 信頼できる友だちを「1人」もつ重要性
  • この記事は「過干渉&日常的に暴力を振るう父親」と「子供に無関心な義理の母親」の機能不全家族で育った僕が、自身の経験を元に解説していきます。現在は対決済み&克服済みです。

    先日、こんなツイートをしました。

    僕の体感になりますが、毒親育ちの人は友だちが少ない傾向にあると思います。

    • 人との距離感を測るのが苦手
    • 合わない人と無理して付き合ってしまう
    • 対人恐怖を抱えている

    こうした特徴が、毒親と関係しているのは明らかですね。

    この記事では「毒親育ちの人は友だちがいない」というテーマで、「友だちがいない」を更にいくつかのパターンに深堀りして解説します。

    また、記事後半では「友だち」の重要性について解説します。

    毒親育ちで、友だちがいないことで悩まれている方、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

    しん
    しん

    僕のこれまでの過去や、毒親についての考え方。毒親をテーマにして記事を書く時のポジションについてはこちらをお読み下さい。

    毒親育ちは友だちがいない、は本当か?

    まず記事のタイトルである「毒親育ちには友だちがいない」については、同意される方が多いのではないでしょうか。

    僕自身も毒親に育てられましたが、友だちは全然いません。

    ただし、毒親育ちの人の「友だちがいない」には3つのパターンがあると考えています。

    パターン①:友だちが完全にゼロ

    パターン②:少数の友だちがいる(1人~3人)

    パターン③:友だち”らしき”人が沢山

    順番に解説していきます。

    パターン①:友だちが完全にゼロ

    まず1つ目は友だちがゼロ、言葉の通り「友だちが全くいない」パターンです。

    このパターンに当てはまる人の多くは、子供の頃に

  • 親に友だちと仲良くなることを禁止されていた
  • 友情が深まると親が関係を引き裂こうとしてきた
  • こうした制限を親から受けていたのではないかと思います。

    僕も小学生の頃に、「勉強をしないとなのでもう遊べなくなりました。ごめんなさい。」という内容を自ら、クラス中の友だちに電話させられたトラウマがあります。

    こうした親の元で育つと、人とのコミュニケーションのとり方や、人との適切な距離感が分からなくなります。

    そのため、大人になってからも対人不安を抱えてしまい、人との交流が全く取れなくなることもあります。

    そして子供をガチガチに縛っていた親に限って、子供が大人になると

  • なんでそんな子に育ったのか分からない
  • 友だちがいないなんて恥ずかしい
  • などと、友だちがいなかったり、コミュニケーションが苦手なことを持ち出し、事あるごとに子供を否定します。

    このパターンは、親から離れたいのに、メンタル不全で働けなかったりで苦しんでいる人に多い印象ですね。

    こうしたことを書くと、毎度のように「親は関係ない」「甘え」と批判のコメントが届きますが、断じて甘えではありません。

    パターン②:少数の友だち(1人~2人)

    2つ目は「ごく少数の友だちがいる」というパターンです。

    対人コミュニケーションはそこまで高いタイプではありませんが、その友だちと”だけ”は自然に会話が出来たり、自分の素を出せる関係を築いています。

    友だちの境遇が自分と似ているという人も多いですね。

    このパターンに当てはまる人は

    「必要以上に友だちを増やそうとはしない」

    という特徴があります。

    素の自分をさらけ出せる関係をお互いに築いているので、他のパターンと比較しても「自己肯定感」がかなり改善されています。

    後ほど詳しく解説しますが、毒親育ちの人の友達関係としては、負担が少ない、理想的な関係だと思います。

    パターン③:友だち”らしき”人が沢山

    パターン3は、友だち”らしき”人は大勢いるけど、実は誰のことも友だちとは思っていない、というパターンです。

    このパターンに当てはまる人の親はいわゆる「支配的な母親」であることが圧倒的に多いですね。

    子供に対して、良い子ちゃんを演じるように強制させるタイプです。

    友だちを作る時、普通は自分に合いそうな人を選び、仲を深めていくのが普通です。

    しかし、毒親による

    「友だちが出来ないなんてみっともない」

    「親に恥をかかせないで欲しい」

    「あんな子とは友だちになっちゃダメ」

    こうした言葉を受けた子供は、自分に合う人ではなく、親がいいと思う人を友だちに選ぶようになります。

    つまり、自分が好きでもない人に、無理に合わせている状態ですね。

    自分の価値観と合わない友だちと我慢して付き合うのは、対等な関係とはいえず、あなたが一方的に我慢するという面では、毒親との関係性にとても近い関係です。

    毒親の元で我慢を強いられていたせいで、無意識に「友達関係も我慢して当然」考えてしまいます。

    当時、「この人とは合わない」と思うことはあっても、「合わない人となぜ無理して仲良くしてるのか?」まで深く考えることが出来なかったのは、それだけ毒親のすり込みが酷かったということです。

    このパターンの場合、友だちとは心が通っていない表面的な付き合いなので歳を重ねるほど「1人が楽だ」と感じるようになり、友だち付き合いが減っていく傾向にあります。

     フレネミーの存在

    そして、このパターンに当てはまる人の友だちに多いのが「フレネミー」です。

    フレネミーとは、「friend」(友)と「enemy」(敵)を組み合わせた混成語で「友を装う敵」または「ライバルと同時に友である者」を意味する。

    フレネミー

    「友を装う敵」とありますが、要はあなたに対して「マウント」を取ったり「おせっかい」を焼いたりと、自分の自尊心を満たすことを目的とした、友だち関係です。

    もうあなたもお気づきかと思いますが、毒親とフレネミーの関係はほぼ同じです。

    親か友だちか、という立場が違うだけで、あなたに自分のエゴを押し付け、我慢をさせるという面ではなにも変わりません。

    もしかしたら、今もあなたの身の回りには「フレネミー」がいるかもしれませんね。

    毒親育ちで友だちがいなくても、あなたは悪くない

    あなたに友だちがいないことを「みっともない」と言う親もいるかもしれません。

    ですが、それは毒親のせいであって、あなたはなにも悪くありません。

    毒親に育てられるとどうしても、「自分にも悪いところがあったのかも?」と考えてしまいますが、そんなことはありません。

  • 自分と一緒にいてもつまらないだろうと感じる
  • 人との距離感の詰め方が分からない
  • 大人になった今でも人付き合いで無理をしてしまう
  • もし、あなたが今もこうした気持ちで苦しんでいるのであれば、それは、あなたにこうした考えを持たせた親が悪いのです。

    あなたはなにも悪くありません。

    「あなたの家は幸せそうね」などと他人から言われたとしても、それは他人の意見であって、あなたが毒親に育てられてどう感じたか、どう苦しんできたかがなによりも大切です。

    友だちが1人いると「生きづらさ」が変わる

    これは僕の経験談になりますが、友だちが一人いるだけで心がすっと軽くなることがあります。

    ここでいう友だちとは「素の自分を否定せず、理解してくれる人」のことです。

    なので、友だちと書きましたが、恋人や配偶者でも構いません。

    この「素の自分を否定せず、理解してくれる」人が身近に1人いるのと、全くいないのでは、その後の”人生の生きづらさ”が大きく変わってきます。

    こうした意味で一番つらいのは、結婚後に配偶者にも理解されず、友だちがいないという場合かもしれませんね。

    僕がパターン②を「理想的な関係」と言ったのは、フレネミーに邪魔されることなく、自分を理解してくれる人と接することができるからです。

    もしあなたが今、1人で生きづらさで悩んでいるのであれば、自分のことを理解してくれる人を探してみることをオススメしたいです。

    友だち(理解者)をどうやって作るか?

    とはいえ、大人になると友だちを新たに作るのはなかなか難しいですよね。

    なので、僕はリアルな場所で友だちを作らなくても構わないと思っています。

    例えば、ツイッターでは毒親に育てられて苦しんでいる人たちが、生きづらさ解消に向けてお互いに情報共有をしています。

    ツイッターで自分の気持ちを正直に打ち明けることで「共感」や「励まし」の言葉をもらい、

    「自分は悪くなかったんだ」

    と毎日認識することは、毒親の呪縛から逃れるきっかけにもなると思います。

     注意点

    ただし、注意しないといけないのは、毒親に育てられたことでメンタルが不安定な人も中にはいるということです。

    もちろん、メンタルが不安定なことが悪いわけではありません。

    ですが、悪い方向に影響を受け、あなたの生きづらさが悪化してしまうのは本末転倒です。

    なのでできれば、「毒親育ちで前向きに生きようとしている人」と接することをオススメします。

    自分と近い人を探すというよりも、自分がなりたい人を見つけるイメージですね!

    理解してもらうには、素を出すことを恐れない

    あなたには自分の不安や、悩みなどを溜め込むクセがありませんか?

    人に悩みや不安を話そうとすると

  • 負担をかけたくない
  • どうせ分かってもらえない
  • 否定されたくない
  • などと考え、人に話すことを無意識に拒んでしまったりと…。

    ですが、人に自分のことを理解してもらうには、自分の悩みや不安を、ありのまま正直に話すことが大切です。

    僕はこの単純な事実に気がつくのに25年かかりました。

    僕としては本当に驚きでしたが、実は”普通の人”は僕たちの悩みや不安を真剣に聞いてくれます。

    頭から否定することもなく、話をありのままに受け止め、理解してくれます。

    自分の言葉や感情は否定されることが当然の毒親育ちにとっては、「否定されない」というのはすごく不思議なことに感じると思います。

    そして、素を出して人と接することの一番のメリットは、素を出しても人から嫌われないことが分かることで

    自分に対する自信や勇気が自然に湧く

    ということです。

    本当にそんなことで?と思うかもしれませんが、これに気がついてから僕の人生の生きづらさはかなり減りました。

    ただし、間違ってもフレネミーのような人に相談しないようにだけは注意が必要です!

    人間関係のリセット癖について

    さいごに、人間関係のリセット癖について少しだけお話します。

    リセット癖は、とつぜん連絡先を全部消したり、身の回りの人をブロックしたりする行為のことです。

    毒親に育てられた人のなかには「人間関係のリセット癖が治らない!」という人がいると思います。

    リセット癖がある人の多くは

  • 自分と人の間に境界線を引くのが苦手
  • 傷ついたり嫌な思いをするのを避けたい
  • 批判や煩わしい関係から逃げたい
  • こうした気持ちを持っているのではないでしょうか。

    あとは、小さなことで拒絶されたように感じてしまったりですね。

    リセットは簡単なのでつい頼りたくなってしまう気持ちは分かるのですが、リセットすればするほど、人との関係が狭くなっていくので、結果的に孤独や依存を深めてしまいます。

    僕もリセットを繰り返した結果、最終的に周りに誰もいなくなり、地獄のアルコール生活になりました。

    まとめ

    最後に今回の記事の内容をまとめます。

    この記事のポイント!
  • 毒親育ちの「友だちがいない」には3つのパターンがある
  • 友だちらしき人、フレネミーに近寄らない
  • 1人だけでいいので「友だち(理解者)」を見つける
  • 今回は「毒親には友だちがいない」というテーマで解説しました。

    毒親の呪縛によって、大人になった今でもフレネミーのような人と離れることができず悩んでいる人は大勢います。

    この記事が、あなたが本当に付き合いたい人とだけ付き合える「きっかけ」になれれば嬉しいです。

    今回は以上です。