【疑問】なぜ毒親は子供に謝らないのか?

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こんにちは、しんです。

毒親の元で育ち、うつ病とアルコール依存症を発症したりと色々ありましたが現在は回復し、親元を離れなんとか日々生活しています。

 こうした方向けの記事です
  • 毒親が謝れないことを疑問に思う人
  • 毒親に過去の行いを謝らせたい人
  • 「謝ってもらえば楽になれるのに」と今も苦しんでいる人

この記事ではなぜ毒親が子供に対して「謝ることができないのか」について、僕の経験から思うことをまとめてみました。

なぜ毒親は子供に「謝る」という行為ができないのか?

毒親が子供に謝れない原因には様々な理由があると思いますが、根本的な原因としては

「子供に対する尊敬がなく、子供を一人の人間として扱えていない」

ということじゃないかな、と僕は考えています。

これだけだと漠然としすぎているので、具体例について僕の経験からお話します。

毒親自身が劣等感を感じている、失敗を認められない

毒親が子供に謝れない理由の一つとして、毒親自身の劣等感や自尊心の低さが大きく関係していると僕は思っています。

「劣等感を感じやすい」

「自尊心が低い」

こうした親の場合、子供に謝るという行為が「自分より下の人間に謝る」といったひねくれた考え方になってしまっているのではないかな、と。

特に社会的に成功していないことや、親自身が毒親(僕たちから見て祖父・祖母)に育てられていることが原因で、劣等感や自尊心に問題を抱えている毒親はネット上を見ていて多いように思えます。

毒親が抱える「劣等感」や「自尊心」の問題は親の問題であって、子供にはなにも責任はありません。

毒親は常に子供になにかを「してあげている」精神【過干渉】

毒親の子供に対する「してあげている」精神は本当に厄介ですよね。

毒親の意見を拒否しようものなら「あなたのためを思って言ってるのに」と被害者ぶったり、逆ギレしたりと手におえません。

進学や就職、恋愛など、あなたも毒親のアドバイス(という名の強制)に振り回されて生きてきたのではないかと思います。

毒親は「自分のアドバイスが絶対的に正しい」「間違っているはずがない」と考えているので、こちらがどんなに過去のことを持ち出し

「昔の事を謝ってほしい」

「生きづらい人生を歩んでいることを理解して欲しい」

と伝えたところで、そもそも子供に「悪いことをした」と考えていないため、なにを謝れば良いのか理解ができていません。

子供の気持ちを想像することができないので、むしろ「感謝されてしかるべき」と考える親が大半でしょう。

「お前のため」って言葉、毒親にとっては本当に便利ですよね。僕は「本当にそう思うなら自分の好きなようにやらせてくれ」と今でも思ってます。

「お金」や「環境」を与えることで上下関係を作る

これは大人になってからというよりも、思春期の頃に感じていた方が多いのではないかな、と思います。

親の理屈としては

理屈①:子供には「住む場所」や「お金」を与えているのだから、親は子供のいうことを聞くべきだし、親に感謝する必要がある。


理屈②:だから親に不満があってもそれは子供が我慢することで、親が子供に譲ったり謝る必要はなにもない

僕もいい大人なので、子供の教育にお金がかかる事はよく理解しています。

しかし、それと毒親であることにはなにも関係がありません。

「お金」や「環境」が子供に必要なことはあなたが生まれる前から分かっていたことで、それを理由に家庭内で上下関係を作っていい理由にはなりません。

「育ててあげたのに」「感謝しなさい」みたいなこと言われ続けて成長するとめっちゃ自己肯定感下がります。

【余談】どこにでもいるおせっかいな人の話

毒親のことを理解していない人、特に年配の方に多い

「愛情が無ければ子供にお金を使えない」

「君も親になってみれば親の気持ちが分かる」

「嫌なら家から出ていけば良い」

もし今これを読んでいるあなたが10代で、身近にこういったことを言ってくる人がいたとしたら、「完全にスルー」で大丈夫です。

あなたはなにも悪くないです。

普通の家庭と毒親の家庭の決定的な違い

子供に謝れない毒親の家庭と、普通の家庭の違いについて僕なりに考えてみました。

自分の弱さをさらけ出すことができない

恐らく、多くの毒親育ちの方が共感してくれるのではないかと思います。

毒親育ちの方は、親に対し「自分の弱さ」を見せることができなかったのではないでしょうか。

毒親に自分の弱さを見せると

「人格否定(なにをやらせてもだめ)」

「突き放す(我慢や根性が足りていない)」

「バカにする(~さんは出来ているのに)」

「あざ笑う(あんたじゃどうせ無理)」

親に自分の弱さを見せようものなら、こうした否定の言葉が返ってくることが分かりきっていたので、家ではいかに弱さを見せないようにするかばかり考えていました。

一般的な家庭ではごくありふれた光景であるはずの

  • 親が子供の弱い部分を受け入れる
  • 子供が困っている時は解決のための選択肢を与える

こうした行動を毒親は取ることができません。

この結果、毒親育ちの子供は大人になった後も、「人に頼る」という普通の人にとっては当たり前の行為が取れず、親密な人間関係が築きにくくなります。

毒親の悪影響は大人になってからが本番ですね。

親も子も「間違えて当たりまえ」という共通認識がある

普通の家庭では、親子間に「親も子も時には間違えて当たりまえ」という共通認識があります。

いわゆる「間違える→謝る→許す」の流れですね。

しかし毒親の場合にはこうなります。

「間違える(毒親)→逆ギレ」

「間違える(子供)→人格否定」

常に感情の流れは一方通行です。

その結果

  • いつ親がキレるか不安でビクビクしてしまう
  • 常に親の顔色をうかがわないといけない

こうした不安定な日々を子供の時から過ごし続けると、成長するにつれて「生きづらさ」を感じたり病気になったりします。僕はなりました。

毒親育ちに神経が過敏だったり精神が不安定な方が多いのは、「気が休まる時間」が家になかったからじゃ無いかと思います。

【経験】毒親を謝らせるのはもう諦めた

今現在、僕はもう親に謝って欲しいという気持ちを持っていません。

毒親に見切りをつけて「仕方ない」と割り切る

僕自身、少し前までは親が謝ってくれさえすれば「普通の家族」になれると本気で信じていました。

しかし、親には期待するたびに裏切られ、そのつど落胆したり精神が不安定になってお酒に溺れたりと

「毒親」へ期待してしまうせいで、いつまでも前に進めない状態でした

結局僕に出来ることは、親に見切りをつけて諦めることだけでしたが、今はそうして良かったと思っています。

もちろん、これまでの話は「仕方ない」で済むことでは無いですが、毒親に対して「謝ってほしい」「仕返ししたい」と考えていると、気持ちが「毒親」にとらわれたままなので、いつまでもつらい状態から抜け出せないな・・・、と。

毒親を反面教師にしていきていこう

この記事内でも少し触れましたが、毒親育ちは毒親になりやすいと言われています。

「この子には自分のような辛い思いをさせたくない!」という強い気持ちが、「過干渉」につながるそうです。

「毒親の連鎖を断ち切る」をテーマにした記事も書いてみました。

毒親をやめたい方必見。毒親の負の連鎖を断ち切るための克服方法を解説【毒親育ちが語る】 toxic-parents-negative-chain 毒親をやめたい方必見。毒親の負の連鎖を断ち切るための克服方法を解説【毒親育ちが語る】

まとめ

長くなったので最後にポイントをまとめます。

この記事のポイント!
  • 毒親が子供に謝れないのは子供に対する「尊敬」が無いから
  • 毒親はそもそも子供に悪いと思っていない
  • 親に謝ってもらうことを諦めたほうが精神的に楽

悲しい結論ですが、毒親は死ぬまで毒親です。

最後に毒親の支配から抜け出すためのヒントが書かれた本と漫画を2冊紹介しますね。どちらも有名なので読んだことがある方も多いかもですが・・・!

ご意見あればぜひコメントしてさい!

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