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回避依存症の搾取者タイプの特徴と心理【徹底解説】

回避依存症-搾取者タイプ

こんにちは、しんです。

「恋人の言うことを聞いた時にしか愛してもらえない」
「尽くしているのに全く満たされない」
「お金やセックスを与えないと不機嫌になります」

この記事ではこんな疑問を解決します。

この記事は過去に回避依存症の経験をもつ僕が、過去の経験を踏まえ解説します。 回避依存症については、これまで無料・有料を含め100件以上の相談実績があります。
 本記事の内容
  • 自分の欲の為に相手を都合よく扱うのが『搾取者』
  • 相手を『搾取』する心理と原因
  • 搾取者タイプとの付き合いは辛い結果に終わる可能性大
  • 先日、こんなツイートをしました。

    回避依存症にもいくつかタイプがありますが、その中でも自分の欲求のままに”お金”や”セックス”を引き出そうとするのが『搾取者』タイプです。

    搾取者タイプとの恋愛を一言でまとめると「都合の良い関係」になるでしょうか。

    当然周りからも「そんな人やめなよ~」と忠告されますが、実際には中々別れることもなく長期に渡って曖昧な関係を続けます。

    • なぜ都合の良い関係から逃れられないのか?
    • なぜ恋人はあなたを搾取しようとするのか?

    こうした疑問について、今回は「回避依存症の搾取者タイプ」を詳しく解説していきます。

    回避依存症とは?

    「恋人の行動を調べている内にこのページにたどり着いた」
    「回避依存症ってなんですか?」

    という方のために、まずは簡単に回避依存症について解説します。

    回避依存症を一言で説明すると

    自分が傷つくことを恐れるあまり、人と深い関係を築けない人

    のことをいいます。

    回避依存症にはいくつかタイプがあります。

    • 少しのきっかけで音信不通や無視を繰り返す「脱走者」タイプ
    • 恋人にモラハラを繰り返すことで相手を遠ざける「独裁者」タイプ
    • 人からの称賛を欲しがる「ナルシスト」タイプ

    などなど、搾取者以外にもいくつかタイプがあります。

    そのため、回避依存症の人でもタイプによって性格はバラバラです。

    どのタイプにも共通しているのは、回避依存症の人は自己肯定感が低く、どれだけ強く見えたとしても、中身は非常に繊細だということです。

    回避依存症の搾取者タイプの特徴

    ではここからは本題の「搾取者」タイプの特徴について解説していきます。

    冒頭でお話した通り、搾取者タイプの一番の特徴は

    自分の欲求の為に、相手を都合の良いように利用する

    ことにあります。

    具体的な例としては

  • 食事やデート代など、支払いがいつもこちら持ち
  • セックスはするけど「恋人関係」かを確認すると言葉をにごす
  • 掃除や洗濯などのために呼ばれることがある
  • こんなところでしょうか。

    厄介なのは、搾取者タイプはこうした行動を暴力や暴言ではなく

    相手の同情心

    を引き出すことでコントロールしているということです。

    統計データはありませんが、僕が知る限り「搾取者」は圧倒的に「男性」に多いタイプです。

    しん
    しん

    僕が聞いてきた相談の中では、彼氏の家の家賃を肩代わりしているにも関わらず、彼氏はその部屋に浮気相手の女性を日常的に連れ込んでいるという話が一番ひどかったです。

    あなたの恋人は搾取者タイプ【チェックリスト】

    上の例だけでは少し分かりづらかったかもなので、チェックシートを作りました。

  • 恋人の願いを聞かないと、拗ねたり落ち込む素振りを見せる
  • お願いをしてくる時は甘えた雰囲気
  • こちらのお願いは理由をつけて断る
  • 「どうせ自分は・・・」など相手の同情を誘う
  • 「お前だけは違う」など都合の良い”特別感”を演出する
  • どうでしょう?なにか思い当たるフシはありましたか?

    もしかすると、このチェックシートを見て「これはただのクズ男では?」と思われた方もいるかもしれませんね。

    クズ男と回避依存症の搾取者タイプの違いについては後ほど解説します。

    搾取者タイプにハマってしまう人の特徴【共依存傾向】

    「搾取者」タイプと付き合っている人の多くは、恋愛において「共依存」の傾向をもっています。

    共依存傾向の持ち主は

    自分に自信が無く、自分の価値を人からの評価でしか決められない

    という特徴があります。

    そのため恋愛においても、「人の世話をすること」「相手の役にたつこと」がそれほど苦にならず、恋人に依る搾取を搾取と感じていない場合がほとんどです。

    また、これは僕が回避依存症の相談を受けてから実感したことなのですが、共依存の傾向が強い人は

  • 相手の表情や感情の変化など細かいことに気がつく
  • 相手の感情を必要以上にくみとってしまう
  • こうした能力が普通の人と比べて高い人が多い印象です。

    後ほど詳しく解説しますが、この相手に対する「気づき」や「共感性の高さ」が、お互いの共依存を強めている原因にもなります。

    共依存傾向の強い人が抱えている問題とは?【2つ】

    はたから見れば都合よく扱われているように見える「共依存」の人ですが、それでも恋人から離れられないのにはいくつか理由があります。

    まず1つが、恋人に対する「期待」や「希望」です。

    「自分が世話をしてあげないとこの人はだめになる!」

    「支えつづけていればいつか変わってくれる!」

    「そのうち自分のことを一番大事にしてくれるはず!」

    セックスにしろお金にしろ、彼の希望を叶えることは一つの投資で、それが二人の関係を深めると本気で信じ込んでしまっている状態です。

    しん
    しん

    心理学の面でいうと、自分が一度信じたものをずっと信じてしまう「一貫性の原理」や、駄目だと分かっているのにそれを認められない「認知的不協和」が働いています。

    そしてもう一つの問題とは、「役に立てなくなったら捨てられてしまうかも・・・」という「不安」によるものです。

    先ほど、共依存傾向の強い人は「自分に自信が無く、自分の価値を人からの評価でしか決められない」とお話しました。

    この気持ちを紐解いてみると

    「役に立てなくなった自分はいつか切り捨てられてしまう」

    という、人に対する根本的な不安があります。

    搾取者のいう通り行動してしまうのは相手の欲求もさることながら、

    自分が抱えている不安を、現実にさせないための逃避行動

    でもあるということです。

    この不安から逃れたいという気持ちがあるからこそ、人から「別れなよ!」と言われても別れることができません。

    搾取者タイプはどうやって恋人から「搾取」するのか?

    搾取者の行動は言うなれば、アメとムチの使い分けです。

    「自分は本当に恋人なんだろうか・・・」

    「都合よく使われているだけじゃないんだろうか・・・」

    という強い不安感。

    「お前にしか頼めない」

    「やっぱり俺のことを分かってくれるのはお前だけだ」

    など、自分が求められているという強い幸福感。

    この2つの感情が不定期に繰り返されることで次第に恋人に依存していき、いつしか無理な要求も聞いてしまうようになります。

    流れでいうと以下のとおりです。

    1. 相手に自分が困っている状況を訴える(精神的に辛い、お金がないなど)
    2. 断りづらい雰囲気を作る。断られた場合は相手に罪悪感を感じさせる。
    3. 「結局俺は一人ぼっちだ・・・」

      「誰も助けてくれないんだ・・・」

    4. 要求を飲むと、これまでの態度が嘘だったかのように一時的に優しくなる

    また3の後には今後も相手が自分から離れていかないように、二人の今後など、未来の話をすることが多いです。

    相手を「搾取」してしまう原因と心理を解説

    この相手を「搾取」する行動ですが、この行動の裏には回避依存症特有の心理があります。

    ここでは2つ紹介します。

    ①:過保護な両親のもとで育った

    回避依存症の主な原因は、幼少期の両親との関わり合いにあると言われています。

    回避依存症の搾取者の原因は、過保護な両親、特に異常に過保護な母親に育てられたことが原因かもしれません。

    過保護の親は、「子供のため」を建前にあれこれと世話を焼きたがります。

    しかし、そうした行動の多くは子供のためではなく「自分のため」であり、先ほどお話しした共依存の関係と代わりありません。

    この結果、物事の分別がつかない子供は成長の中で自然と

    「他人は自分の望むことをしてくれるのが当然だ」

    という間違った思考を持ったまま成長することになります。

    ②:「お金」や「セックス」を搾取することで自分を癒やしている

    「搾取者」タイプの人が相手を搾取する理由の一つに

    自分の中にあるネガティブな感情の解消

    があります。

    回避依存症の人はタイプを問わず「自己肯定感」がとても低いという特徴があります。

    他にも「漠然とした不安感」や「やり場のない焦燥感」など、回避依存症の人は総じて色々ストレスを感じやすいのですが、こうしたネガティブな感情を払拭するために、相手を搾取しようとします。

    相手を搾取しコントロールすることで、自分に対する自信をつけるという、歪んだ考え方です。

    搾取者タイプとの関係は破綻しやすい

    回避依存症の「脱走者」「独裁者」「ナルシスト」タイプと違って、「搾取者」タイプとの恋愛は最終的に破綻することが多いと感じています。

    なぜかといえば搾取者タイプの人の多くは

    自分の欲求を満たしてくれる人であれば誰でもいい

    と考えているためです。

    つまり、他のタイプと違ってそもそも恋人としての結びつきが弱いということですね。

    搾取者タイプが恋人に求めているものは

  • お金
  • セックス
  • 身の回りの世話
  • といった分かりやすいメリットであり、他の回避依存症のタイプと違って「実は心の奥底では愛情を求めている」といったことがほぼありません。

    そのため、どれだけ長く付き合っていても関係が進展することが少ないのです。

    まとめ

    最後に今回の記事の内容のまとめです。

    この記事のポイント!
  • 搾取者は「お金」「セックス」「身の回りの世話」をさせる
  • 恋人に対する「期待」「希望」「不安」によって離れられなくなる
  • 他のタイプよりも安定した関係を作るのが難しい
  • 今回は回避依存症の「搾取者」タイプについて解説しました。

    回避依存症のタイプのうち「独裁者」「搾取者」はその特徴が「性格の一部」として認識されていることが多いので、この記事を読むまで「回避依存症」という言葉を知らなかったという方もいるかもしれませんね。

    他のタイプよりも付き合いが難しい搾取者タイプですが、付き合い方によっては関係を進展させることもできるので、ぜひ他の記事も参考にしてみて下さい。

    今回は以上となります。