
「回避依存症って女性にもいるの?」
「回避依存症の女性の特徴って?」
「どうすれば回避依存症の女性と上手く付き合える?」
この記事ではこんな疑問を解決します。

しん | 心理カウンセラー
心理カウンセラー。過去のカウンセリング実績500件以上。毒親育ち。自身の恋愛依存症・回避依存症の経験を活かし、「読者の悩みの根本的な解決」を目指し発信しています。
先日、こんなツイートをしました。
このブログでは、回避依存症の記事を多数投稿していますが、これらの記事を読んでいる方の90%以上が女性の方です。
回避依存症の特徴だけを見るとつい男性をイメージしてしまいがちですが、実は結構な割合で女性にも存在します。
この記事は
・回避依存症の女性の特徴が知りたい方
・付き合っている彼女が回避依存症の方
主にこれらの方向けの内容になっています。
悩んでいる方は、ぜひ最後まで目を通してみて下さいね。
回避依存症の女性の特徴とは?

女性の回避依存の特徴について、男性の回避依存症とは違うポイントを3つピックアップして解説します。
特徴①:恋愛相手には同じ回避依存傾向のある男性を選ぶ
特徴②:回避依存症の男性よりも恋人に対する期待が強い
特徴③:自分の話や意見を言うことを徹底的に拒む
順に解説していきます。
特徴①:恋愛相手には同じ回避依存傾向のある男性を選ぶ

男性の回避依存は恋愛依存傾向の強い女性を選ぶ事が多いですが、女性の回避依存症は、自分と同じ雰囲気を持つ回避依存症の男性を選ぶ傾向が非常に強いです。
これは相手が回避依存であれば、自分の内面に踏み込まれにくいという一種の防衛反応によるものです。
回避依存同士が付き合うと、付き合い始めのうちはバランスが取れていて、付かず離れずの理想のカップルの様に思えます。
しかし大抵の場合、関係は長続きしません。
なぜなら男女のうち、いずれどちらかが回避依存ではなく恋愛依存傾向を持ち始めてしまうからです。

付き合い始めの頃は余裕があったのに、付き合っていくにつれて彼女のことが気がかりでしかたなくなった、という男性も多いのではないでしょうか。
この時、男性側が恋愛依存傾向を持ってしまうと関係はすぐに破綻します。
女性は男性よりも回避依存症の人は束縛や干渉に弱く、自分の負担になる恋愛依存体質の男性には興味がなくなってしまうためです。
特徴②:回避依存症の男性よりも恋人に対する期待が強い

回避依存症の女性は回避依存症の男性よりも、恋人への期待が強い傾向にあります。
ここでいう期待とは
という可能性や願望です。
回避依存症の女性は一夜限りの遊びではない場合、付き合う相手をかなり慎重に選びます。
その為、好きになった相手に対してはかなり高い期待を抱きます。
しかしこの、回避依存症の女性が抱く恋人への期待の強さは、恋愛においてデメリットにしかなりません。
なぜなら
といった考え方にとらわれてしまうためです。
「自分の期待を満たしてくれるか人間かどうか」が全ての判断基準なため、彼氏が自分の希望と異なる行動を少しでも取れば、それが自分に対する裏切りの様に感じてしまうのです。
しかし、彼氏であろうとなかろうと、全て自分の期待に沿った行動を取ってくれる人間はこの世には存在しません。
回避依存症の女性はいつまでも理想の彼氏を追い続けてしまうために、ひとつの恋愛が長続きせず、短い期間で破綻しまうことが多いのです。

そして回避依存症の女性も毎回似た恋愛を繰り返してしまう事で「自分のことを分かってくれる人はいない・・・」と孤独感を高めていきます。
特徴③:自分の話や意見を言うことを徹底的に拒む

回避依存症の女性は自分の意見を話したり、自分の内面を人に見せる事が男性の回避依存症よりも更に苦手としています。
自分の意見や内面を見せることが
という思いに繋がり、表面的な付き合いしかできなくなります・
そのため回避依存症の女性はどうしても人の意見に流されやすく、八方美人や優柔不断にも見られがちです。
また、先ほど「回避依存同士が付き合うとどちらかが恋愛依存になる」と書きましたが、この「女性側が自分の話をしたがらない」というのも男性が恋愛依存傾向をもってしまう理由の一つです。
回避依存の女性が自分の話をするのを拒むことで男性には
「連絡がない間何してたのかな?」
「本当に自分は愛されているんだろうか?」
などの彼女に対する猜疑心が高まり、徐々にお互いの距離感やバランスを失っていきます。
あなたも経験があるのではないでしょうか?
回避依存症の女性と男性の大きな違い

特徴をお話したところで、次に回避依存症の女性と男性の違いについて解説していきます。
回避依存症の女性の特徴といっても、束縛や干渉を嫌ったり、自分の話をしたがらないという点は男性とほぼ変わりありません。
ですが、男性とは大きく異なる点が下の通り二つあります。
ポイント①:束縛や干渉の捉え方が男性よりも過敏
ポイント②:恋人に拒否されたと感じた時の反応
順に解説していきます。
束縛や干渉の捉え方が男性よりも敏感
女性の回避依存は束縛や干渉の捉え方が男性よりも強く、恋人の本当に小さな言動を束縛や干渉と捉えてしまいます。
例えば、女性が同性の友達とどこか遊びに行くとなった時、恋人が何の気なしに
- 「どこ行くの?」
- 「何時くらいまで遊ぶの?」
と聞けば、それはもう回避依存症の女性にとって立派な束縛となります。
流石にこうした発言を一回や二回繰り返した所で別れ話にはなりませんが、気持ちが落ち着かなくなった女性は、自分の気持ちが落ち着くまでは恋人には連絡しません。

彼女のこうした行動が、さらに男性の束縛や干渉を強めてしまいます。
また、たとえ友人同士だとしても、根掘り葉掘り自分の事を聞かれたり話したりする事が好きでは無いので回避依存の女性には友人が少ない傾向があります。
恋人に拒否されたと感じた時の反応
回避依存症の男性の場合、恋人に拒否されたと感じると人が変わったように怒ったり、逆にもの凄く優しくなったりと、あの手この手で恋人を取り戻そうとします。
しかし、回避依存症の女性の場合そうした
相手を取り戻そうとする行為
は一切行いません。
「彼氏に拒否された」と感じた回避依存症の女性は、そこで全ての関係を終わらせる決意をします。
当然ですが、男性側からすれば全く理解が追いつかない状況です。
どれだけ連絡をしても返事はもらえず、相手の気持ちが180度変わってしまったかの様に感じられると思います。
回避依存症の女性は男性よりも「自分が傷つく事」や「期待を裏切られる事」に敏感です。

一度こうなってしまうと復縁は難しいのですが、長い年月をかけて復縁できることもあります。
回避依存症の女性と安定した関係を築くのは難しい

ここからは回避依存症の恋人がいる男性向けに、回避依存症の女性と安定した関係を築く方法を、経験を元に解説します。

はっきり言って、付き合うのはかなり難しいと言えます。
特徴でもお話した通り、回避依存症の女性と付き合うと下のような状況になります。
・常に他の異性がチラつく
・とつぜん連絡を無視されるようになる
・甘えてくる時とそうでない時の差に混乱する
急に音信不通になったり、甘えてくる時とそうでない時の差が激しいのは、回避依存症の男性と同じです。
ですが、回避依存症としての特徴は、男性よりも女性の方がより顕著に現れると考えて下さい。
>>関連記事:回避依存症とは?回避依存症の特徴や原因、考え方【経験者が解説!】回避依存症の女性と付き合う上で覚えておくべきこと
回避依存症の女性と付き合う上で、一番の問題は
彼女に振り回された結果、恋愛依存症に陥ってしまう
ということです。
特に、これまで普通の恋愛しか経験してこなかった人ほどこの罠にハマります。

あなたがこれまで経験した恋愛では、相手と話し合ったり、時には感情をぶつけ合うことが当たり前ではありませんでしたか?
ですが、回避依存症の女性相手に感情をぶつけたり、責めたりするのは絶対にNGです。
彼女を責めたり、話し合おうとすればするほど彼女はあなたから離れていきます。
もしあなたが本気で回避依存症の女性と結ばれたいと考えているのであれば、ぜひ下の記事を読むことをオススメします。
回避依存症の彼女との幸せな関係の作り方【男性向け解説】まとめ

最後に今回の記事の内容をまとめます。
今回は回避依存症の女性について解説しました。
このブログでは珍しい男性向けの内容でしたが、いかがだったでしょうか。
この記事で解説した通り、回避依存症の女性との恋愛を長続きさせるのは簡単なことではありません。
彼女を追ってい る内にメンタルを病んでしまわないよう、他の記事も参考にしながら行動してくださいね。
今回は、以上となります。
>>関連記事:回避依存症の女性に「美人」が多い本当の理由【科学的根拠はなし】
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