こんにちは、心理カウンセラーのしん(@psynote__)です。

彼女を信用したいのに信用することが出来ません。どうすれば信用できるようになれますか?
この記事ではこんな疑問を解決します。
先日、こんなツイートをしました。
「彼女を信じたいのに信じられない」と悩む男性は少なくありません。
今回はそんな悩みを持つ方に向けて、彼女が信じられない時の対処法について解説します。
あなたが彼女を信用できない「根本」を考えることが大切

彼女を信用できないと感じた時、その原因が
「あなた」にあるのか、それとも「彼女」にあるのか
この二つををはっきりさせることが大切です。
もう少し踏み込んで言うと、「彼女の行動」に問題があるのか、それともあなたの「心のあり方」に問題があるのか、ということですね。
なぜこの責任の所在をはっきりさせることが大切なのかというと
自分の問題と彼女の問題を混同してしまうと、悩みが尽きなくなる
ためです。
本来彼女が解決するべき問題をあなたが肩代わりしようとしたり、逆に彼女に問題がないにも関わらず、彼女の言動をネガティブに捉え必要以上に責めてしまったりですね。
この点については後ほど詳しく解説していきます。
まずは「彼女が信用できない」という問題を考えるにあたって、「彼女の問題」と「あなたの問題」を切り分け、順に解説していきます。
信用できない原因が「彼女」にある場合

彼女が信用できない原因が「彼女自身」にある場合、多くは以下のようなケースに当てはまるのではないでしょうか?
・過去に浮気をしていた
・発言や態度がコロコロ変わる
・日常的に嘘をつく
・連絡がつかなくなる、外泊が多い
・積極的に自分の話をしようとしない
確かにこうした女性を信用するのは難しいでしょう。
「好きだから彼女とは一緒に痛い、けれどいつ裏切られてしまうか分からない。」
こうした不安の中、彼女と付き合い続けるのは強靭なメンタルが必要ですし、あなた一人が頑張り続けることになるかもしれません。
彼女に「変わって欲しい」と考えるのは危険
彼女に問題がある場合、一番危険な考え方として挙げられるのが
彼女の変化に期待しすぎること
です。
彼女の浮気や嘘が原因で喧嘩になり、話し合いを経て「もう二度とこういうことはやめよう」とお互いに約束した経験はありませんか?
ですが、多くの場合その約束は守られません。

「浮気グセは一生治らない」と聞いたことはありませんか?
「浮気なんてありえない!」という方からすれば信じられない感覚だとは思いますが、浮気を重ねる人には
「自分の幸せのためなら、たとえ人を傷つけても構わない」
こうした考えを持っています。
そして浮気を止められない一番の理由ですが、浮気は「性格」の問題というよりも「パーソナリティ」の問題。つまり心の問題である可能性が高いのです。
特に小さな頃に問題のある家庭環境で育った人ほど、その傾向は顕著になります。
またあまりケースとしては多くありませんが、彼女が「回避依存症」というケースもあります。
回避依存症については下の記事を参考にして下さい。
>>関連記事:回避依存症とは?回避依存症の特徴や原因、考え方【経験者が解説!】信じられない原因が彼女にある場合、努力するのはあなたではないということ

ひとつ、彼女を信用できない男性が陥ってしまいがちな思考として
彼女が解決すべき問題を肩代わりしようとする
ということが挙げられます。
これはどういうことかというと、彼女が自分から離れていかないよう
・彼女のワガママを聞く
・喧嘩にならないよう彼女の機嫌を伺う
・言い争いになった時はこちらが折れる
つまり、彼女主体の付き合い方になってしまう、ということです。
ですが彼女が過去に「浮気」や「嘘」を繰り返していた場合、本来あなたの信頼を取り返すために頑張れなければならないのは「彼女」であるべきです。
彼女が過去の自分の行動を後悔していて、本当にあなたのことを真剣に考えているなら、あなたはそれに応えるだけでいいはずです。
少し残酷ですが、もしそうならないのであれば、彼女はあなたのことを真剣には考えていないということです。
信用できない原因が「あなた」にある場合

彼女に問題がないにも関わらず「彼女を信用できない・・・」と悩まれる方は決して珍しくありません。
多くの場合、信用できない原因は自分に対する「自信」や「自己肯定感」の不足が原因です。
ではなぜ、彼女を信用するのに「自信」や「自己肯定感」が必要なのでしょうか?
その答えは、自信や自己肯定感を持っていないと
彼女の発言を言葉通りに受け止められなくなる
ためです。
「仕事が忙しい」や「友達と遊ぶ」といった彼女の言葉をそのまま受け止められず、あれこれ疑って考えてしまうために
「浮気をしているのではないか」
「嘘をついているのではないか」
「嫌われているのではないか」
こうした思いにとらわれ「信頼できない彼女像」を無意識に作り上げ、そのイメージを頭にすり込んでしまいます。
またあなたの彼女が
・恋愛経験が豊富
・男友達が多い
・もともと頻繁に連絡を取るタイプではない
こうした特徴を持っている場合、なにもなかったとしても余計に彼女を疑ってしまうことでしょう。
彼女を信用できないのが「当たり前」になっていませんか?
付き合う相手を変えたことで「彼女を信用できるようになった」ということであれば特に問題はありません。
ですが、誰と付き合っても「彼女を疑ってしまう」という場合には注意が必要です。
もしあなたが「彼女は信用できないもの」考えているのあれば、それは性格の問題ではなく、あなたのパーソナリティに原因があるかもしれません。

彼女を信じられない自分を責める必要はありません。理由が分かりさえすれば、しっかり改善していけます。
「いつも彼女を信用できない」という方には下の記事が参考になると思うので、ぜひチェックしてみて下さい。
>>関連記事:恋愛依存症を克服する方法とは?【本質へのアプローチが大切】たとえ彼女が信用できなくても隠し事はNG

彼女に冷たい態度を取られたり、彼女が浮気をしていることを考えネガティブになると
「彼女にも同じことをしてやろう」
と考えてしまう方は少なくありません。これは彼女が自分に意識を向けてくれないことへの「怒り」の現れと言えるでしょう。

浮気まではいかなくとも、彼女からの連絡を少し無視してみたり、あえて不機嫌な態度を取ってみたりといった所ですね。
もちろん、冷静に考えればこうした行動にはなんの意味もなく、むしろふたりの関係を悪化させるだけということが見て取れると思います。
もしあなたが彼女の言動に不満を感じていて、それが原因で彼女を信用できないのであれば、そうした不満の気持ちを彼女に隠そうとする必要は全くありません。
「遅くなる時は連絡して欲しい」
「頻繁に男と遊ぶのは止めて欲しい」
「こういう状態が続くのなら一緒にはいられない」
決して女々しいなどと考えず、自分が感じていることを正直に彼女に伝えることが大切です。

「そんなこといちいち言わなくても自分の気持ちは分かってくれているはず」
と思う方もいるかもしれませんが、案外彼女には伝わっていません。
たとえ小さなことでも、素直に彼女に自分の気持ちを伝えられるようになりましょう。
この記事のまとめ

今回の記事のポイントをまとめます。
[safe title=”この記事のポイント!”]今回は「彼女が信用できない」というテーマで解説しました。
「信用できないような彼女は別れるべき」と話を終わらせてしまえば簡単ですが、実際にそこまで気持ちを割り切れる方は少ないのではないかと思います。
この記事が彼女との関係、そして自分自身を見つめ直すためのきっかけになれば嬉しいです。
>>関連記事:恋愛依存症を克服する方法とは?【本質へのアプローチが大切】