昨日まで普通にやり取りしていたのに、急に返信が来なくなった。
既読すらつかない。電話も出ない。何か悪いことを言ったのか、記憶をたどっても思い当たらない。
回避依存症の恋人を持つ方にとって、この「突然の音信不通」は本当につらい経験ですよね。
この記事では、なぜ回避依存症の人が音信不通になるのか、その心理的な背景を整理しながら、今あなたにできる対処法を一緒に考えていきます。
音信不通になったとき、まず何をすればいいか
まず結論からお伝えします。
回避依存症の恋人が音信不通になったとき、最初にやるべきことは
「こちらからの連絡を控え、相手のペースを待つ」
ことです。
つい、焦って何度もLINEを送ったり、電話をかけ続けたりしていませんか?
その気持ちはよく分かります。
でも、回避依存症の人に対しては、連絡を重ねるほど逆効果になることが多いのです。
「心配だから、落ち着いたら連絡してね」
週に一度くらい、この程度の連絡で十分です。相手の感情に負担をかけず、「見捨てていないよ」と伝わればそれだけで関係はそのうち元に戻ります。
ただし、これは万能な方法ではありません。相手のタイプや状況によっては別の対応が必要な場合もあります。
ですが、まずは「待つ」という選択肢を持っておくことが大切です。
なぜ回避依存症の人は突然連絡を絶つのか
つらい話ですが、理由を知ることで少し落ち着けるかもしれません。
回避依存症の人が音信不通になる根本には、「強烈な見捨てられ不安」があります。
「え、見捨てられるのが怖いなら、なんで自分から連絡を絶つの?」
そう思いますよね。
矛盾しているように見えますが、彼らの心の中ではこう繋がっています。
- 関係が深まると、いつか裏切られるかもしれないと感じる
- その不安に耐えられなくなる
- 傷つく前に自分から距離を取る
つまり、音信不通は「自分を守るための緊急避難」なのです。
ですので、あなたを嫌いになったからではありません。
音信不通のきっかけになりやすい3つのパターン
不安になりやすい話ですが、知っておくと冷静に対応しやすくなります。
1. 束縛と感じてしまった
回避依存症の人は、幼少期の親との関係から「支配される」「干渉される」ことに敏感です。
普通の人なら何でもない問いかけ、たとえば
- 「今どこにいるの?」
- 「誰といるの?」
- 「もっと連絡してほしい」
こうした言葉でも、彼らにとっては「束縛」と感じてしまうことがあります。
ただし、本人も明確に「束縛が嫌だ」と自覚しているわけではなく、漠然とした息苦しさや不安として感じている場合が多いのです。
2. 本当の自分を見せることへの恐怖
通常の恋愛であれば、遅かれ早かれ、いずれ本当の自分をさらけ出す場面が来ます。
ですが、回避依存症の人はそれを恐れます。
「本当の自分を見せたら嫌われるかもしれない」
「今の幸せを失うくらいなら、先に壊してしまおう」
こうした歪んだ防衛反応から、幸せな時間の直後。
デートの後、通話の後、普通にLINEしている最中。
こうしたタイミングで突然連絡が途絶えることがあります。
3. 関係の主導権を握りたい
回避依存症の中には、「支配(モラハラ)タイプ」と呼ばれる人がいます。
音信不通にすることで、あなたが焦って連絡してくる。
- 「連絡してほしい」
- 「寂しい」
と言ってもらえる。
その反応を見て、「自分は必要とされている」と安心感を得ようとするのです。
自己肯定感が低いため、相手をコントロールすることでしか自分の価値を確認できないのです。
音信不通中に絶対やってはいけないこと
音信不通になって焦る気持ちは分かりますが、これだけは避けてください。
- 何十通もLINEを送る
- 怒りや悲しみの感情をぶつける
- 諦めの気持ちで「もう別れよう」と送る
彼が音信不通になっているのは、自分の気持ちを落ち着けるためです。
その最中に感情を揺さぶるような連絡を受けると、ますます距離を取りたくなってしまいます。
もしあなたがこうした行動を止められないのであれば、自分自身の恋愛傾向を見直す必要があるかもしれません。
相手に認めてもらうことが目的になっていないか、一度立ち止まって考えてみてください。
音信不通の彼は戻ってくるのか
一番知りたいところですよね。
結論から言うと、回避依存症の人は「戻ってくる」ことが多いです。
ただし、これは「関係が修復される」という意味ではありません。
彼らは近づいては離れてを繰り返す傾向があり、距離を取った後、しばらくすると何事もなかったかのように連絡してくることがあるのです。
問題は、その後また同じパターンが繰り返されること。
もし彼が戻ってくる可能性について詳しく知りたい場合は、別の記事で整理しています。
音信不通の期間をどう過ごすか
待っている時間は本当につらいですよね。
でも、この期間を「ただ待つだけの時間」にしないでほしいのです。
回避依存症の恋人との関係は、残念ながら一度きりの音信不通で終わることはほとんどありません。
今後も同じことが繰り返される可能性が高いのです。
だからこそ、この期間に考えてほしいことがあります。
- 相手への気持ちは「愛情」なのか「依存」なのか
- 自分が無理をし続けていないか
- この関係を本気で続けたいのか、それとも別の道を探すのか
本命として見られているのかを知りたい気持ちもあるかもしれません。
でも、それ以上に大切なのは、あなた自身がこの関係をどうしたいかを考えることです。
回避依存症の人との関係を続けるなら
回避依存症の人は、追いかけられると逃げたくなります。でも、完全に放置されると不安になります。
この矛盾した心理に振り回されないためには、追ってもらうバランスを意識することが一つのヒントになります。
ただし、これは「うまくコントロールする方法」ではありません。
相手を操作しようとすると、結局お互いが疲弊するだけです。あくまで、すれ違いを減らすための考え方として捉えてください。
この記事のまとめ
- 回避依存症の恋人が音信不通になったら、まずは連絡を控えて待つ
- 音信不通の根本には「見捨てられ不安」がある
- 彼らは戻ってくることが多いが、その後も同じパターンが繰り返される
- 音信不通の期間は、相手ではなく自分の内面に目を向ける
- 一つの対処法や短期的に解決することはほぼない
今の関係をどう見るべきか、判断材料を増やしたい方へ
今回の記事では、回避依存症の恋人が音信不通になる心理と、初期段階で有効な対応の考え方を整理しました。
ただし、この対応がすべてのケースに当てはまるわけではありません。
相手のタイプや関係の段階によっては、同じ行動が逆効果になることもあります。
待つべきか、距離を取るべきか、関係を続けるべきか、その判断は専門家である私でも簡単ではありません。
メルマガでは、回避依存傾向の相談現場で多い分岐パターンや、判断を誤りやすい局面を定期的に整理しています。
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今の関係をどう見るべきか考える材料として、よければ活用してください。
