毒親育ちが一つの仕事を続けられない理由【経験から語る】

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こんにはち、しんです。
毒親育ちで今もまだ少し苦労しています。

現在僕は30歳、しかし既に転職回数は”5回”です。

この記事では「毒親育ちは一つの仕事を続けられない」というテーマで、その理由や続けやすい仕事を見つけるための方法について解説してきます。

社会から脱落してしまう毒親育ち

冒頭でもお伝えした通り、僕はこれまでの社会人人生の中で転職を5回行っています。
そんな僕でも仕事を辞めるたび

「自分は何でこんなにこらえ性が無いんだろう・・・、他の同年代の人は辛くても頑張ってるのに」

と、落ち込んでいました。

しかし、毒親育ちの方に話を聞いてみると

「一つの仕事を続けられないのは毒親育ちあるあるだよ」

という事を教えてもらいました。これで少し安心しました。

ではなぜ、毒親育ちは一つの仕事を続けられないのか、僕の経験を元に考えてみました。
理由は下の通りです。

  • 人間関係が上手くいかず疲弊してしまう
  • 望んだ仕事に就けていない
  • そもそも働く意味が分からない

あくまで僕の経験ベースですが、毒親育ちであれば共感して貰えるところもあるかと思います。
順に解説していきます。

人間関係が上手くいかず疲弊してしまう

まず最も大きい退職理由として挙げられるのは人間関係ではないでしょうか。

人間関係のどこに苦労するかは環境によって差が出やすい思いますが、僕がどの職場でも悩んでいたのは上司との関係でした。

僕の場合、上司からの「小さな注意」や「小言」を聞くだけで、自分の全てが否定されてしまったかの様に捉えてしまう癖がありました。
上司にそのつもりは無いのは分かっていても、言葉一つ一つを勝手に重く捉えてしまい、プレッシャーを感じ新たなミスを生む。

当然ミスが増えれば注意が増え・・・と、こんな悪循環を繰り返していました。

後は職場の空気にも異常に敏感でした。誰かが怒られていたり職場全体の雰囲気が悪いだけで気持ちが落ち込み、いつも精神的に疲弊していたと思います。

また、上司が僕に対し直接注意をするのではなく「不機嫌な態度」を取る事で間接的にプレッシャーを与えてきた時、毒親であった父や小さい頃の記憶を思い出し息苦しい気分になりました。

職場の人間関係が毒親からの「コントロール」を思い出させ、意識的にしろ無意識にしろそこから逃げたくなるというのは理由の一つとして大きいのではないかと思います。

望んだ仕事に就けていない

つまり生きるための妥協案として仕事です。

毒親育ちの人は親から「お前は価値が無い人間だ」と刷り込みを受け育っているため、仮に能力があっても実力以下の仕事をしている事が多くあります。

また人生の選択を親に奪われてばかりだった人は「自分がやりたい仕事」よりも「親の喜ぶ仕事」を選ぶ事が多いでしょう。

それでも頑張れている間は問題ありませんが、一度「もう頑張れない」「いい子でいるのに疲れた」と感じてしまうと、その後はひたすら辞める事ばかり考えてしまいます。

しかし、辞めたからといって今更やりたい事がある訳でも無いので、お金が無くなると生活の為に、また望まない仕事に戻ってしまいます。

後はこれを繰り返し、何度も転職を重ねてしまいます。

そもそも働く意味が分からない

そもそも毒親育ちの人は

  • 人生に対して目標や希望を持つ
  • 自分のために努力する

といった考えを持つ事が出来ません。
未来に希望を抱けず、何のために今働いているのかも分からない状態では一つの仕事は続けられません。

そのため、毒親育ちの方の中には正社員にならず、派遣社員やバイトなど正社員と比較して辞めやすい雇用形態を続ける人もいます。
僕の友人の中にも、失業保険が出る一年を超えると毎回辞めてしまうという人がいます。

実際僕も20代後半の三年は派遣社員で生活していました。当時は仕事を終えて家に帰るたびに「この価値のない人生を早く終わらせたい」と毎日考えていました。

転職を繰り返した僕の職業変遷

30歳で転職を5回繰り返した毒親育ちのこれまでの職業です。
本当にざっくりと退職理由について語ります。興味のない方は少し下まで飛ばしてくれて大丈夫です。

  • 営業職(正社員)
  • 病院清掃(フリーター)
  • エンジニア(正社員)
  • エンジニア(派遣)
  • エンジニア(派遣)
  • 社内SE(正社員)

営業職(正社員)

就職活動もほとんどせず、適当に選んだ最初の仕事が営業職でした。

僕自身、どう考えても営業職に向いていないのは入社前からわかっていたのですが、入社1週間もすると、会社に近づくだけで「胃が痛くなる」「お腹を下す」などの症状が出ていました。後は職場にいる間ずっと動悸が酷かったです。

上司のパワハラに加え、残業代が一切支払われない事などが積み重なり、この仕事は僅か3ヶ月で辞めました。

「毎日なんでこんな頑張らないといけないんだろう」という気持ちだったと思います。でもここは辞めて正解だったと思っています。

病院清掃(アルバイト)

仕事を辞めたことを親に言い出せず、こっそり始めたのが病院清掃のバイトでした。
閉院後の大病院の清掃をする仕事ですが、夕方が始業時間だった為、朝家を出た後は夕方になるまで公園でボーッとしたりしていました。

仕事自体は普通でしたが、パートのおばさん方の陰湿ないじめや干渉を受け、常に気持ちが落ち着かなくなり7ヶ月で辞めました。
ただ、営業職と比べれば気持ちはだいぶ楽でした。

エンジニア(正社員)

バイト生活である事はバレていませんでしたが、親からの「そんな会社じゃいつか野垂れ死ぬ」「もっと良い仕事を探せ」という言葉から仕方なく見つけたのがエンジニアの仕事でした。
元々少しだけプログラミングをかじっていましたが、プログラミングを職業にはしたくないという気持ちからインフラエンジニアになりました。(違いについては割愛します🙇‍♂️)

退職理由は2年半働いてもほぼ給料が上がらなかったからで、あまり毒親は関係ありません。一人暮らしを始めたのもこの頃です。

ただ結果的にここでエンジニアという職業を選んだのは正解だったと今になって思います

エンジニア(派遣)-1回目

給料を上げるために派遣エンジニアになりました。親には正社員だと嘘をついていました。

この仕事はお金の面では良かったのですが、パワハラや過剰な叱責が常に飛び交う職場でした。
元々の自己肯定感の低さや、0か100でしか物事を考えられない性格が災いし、半年で「うつ病」になりました。もちろんそこで辞めました。

「辛いですけど明日もまた頑張りましょうね」と言って別れた人が次の日からこない。そんな事は日常茶飯事で誰も気に留めていませんでした・・・。

エンジニア(派遣)-2回目

うつ病期間を半年ほど過ごし、お金が底を尽きかけたので再び派遣エンジニアの仕事を探しました。
もうこの頃には「自分の人生どうにでもなれという」気持ちで過ごしていました。

労働条件も環境も普通で、ただ言われたことをやっていた気がします。
辞めた理由は

自分の様な打たれ弱いダメ人間こそ社会的に守られている正社員になるべきでは?

とある日急に思い立ったからです。

社内SE(正社員)

派遣エンジニアを辞めた後、無事に正社員の仕事につく事が出来ました。大企業の子会社で、これで人生安泰だと思いました。
社内のIT業務全般を管理する仕事で、これまでの仕事で一番僕にあっていた仕事だと思います。

ですが、この仕事も最近になって辞めました。
きっかけは、この記事でも書いた通り、上司の態度がどうしても親を思い出させ、徐々に仕事に行けなくなったからです。

今はこのブログから生まれる収益と簡単なバイトでのんびり暮らしています。正直これから先どうするかは未定です。

仕事は出来ることなら続けた方が良い

僕が言っても何の説得力も持ちませんが、仕事は可能な限り続けるべきだと思います。
新しい環境に馴染むのも大変ですし、環境を変えたからと言って人間関係が改善される保証は無いので・・・。

ただ

  • 自分にどうしても合わない仕事
  • いるだけで体調が悪くなる職場

こういった仕事を続ける価値は無いと思うので、今すぐ辞めた方が良いと思います。

長く続けられる仕事を見つける為に

僕は毒親育ちで生き辛い人生を送りながらも、たまたまエンジニアという手に職があったおかげで何とか今日まで生き延びる事が出来ました。

毒親あるあるだとしても、転職回数が多くなるのは間違いなくデメリットです。
もしあなたが僕と同じ様に仕事が続かない事で悩まれているのであれば、経験から2つのアドバイスが出来ると思います。

  • 仕事を辞めても「職種」は変えない事
  • 何かしらの専門領域を学ぶ事

転職を繰り返してしまうにしても、この2つを意識していれば新しい仕事を見つけやすいと思います。

記事のまとめです

まとめ
  • 毒親育ちは仕事が一つの仕事が長続きしない
  • 社会にでても毒親の弊害はつきまとう
  • 転職するなら専門職が良い

改めて自分の仕事の変遷を振り返ってみると、とんでもなくこらえ性が無い人間に見えますね・・・。(実際そうなのかもしれませんが・・・)

社会で感じる生きづらさは、毒親にどう育てられきたかでも大きく変わると思います。逆に仕事にのめり込んでしまう毒親育ちの方もいます。

ただ「社会での生きづらさ」を感じているという点では皆さん一緒かと思います。
毒親育ちにはとても生き辛い社会ですが、今後も何とか頑張っていきましょう。

今回はこの辺で。ではでは。

1 COMMENT

さやまる

私は、転職2回目となる、20代独身一人暮らしです。
普段は至って普通に、真面目に仕事に向き合っていますが、突然限界を迎え、突発的に仕事を2回辞めてしまっています。
色々事情はありますが、自分の中で、耐えて耐えて、我慢し続けた結果、無理、限界となってしまいます。

大人になって、自分はアダルトチルドレンだと、認識するようになりました。
もしくは、精神的な偏りがあるんじゃないかと。

子供の頃の辛い環境が、著しい自己肯定感の欠如、偏った思考、傷つきやすさの原因であると、自分の中でわかりました。

親のせいにした所で何も変わらないし、かといって、自分の気持ちや状況を、受け入れる事もできなくて、生きているのがしんどいです。

これから3社目に入社しますが、きちんと続くかどうか、不安です。
でも、この記事を見つけて、同じような人がいると知り、少し心強く感じる事が出来ました。
ありがとうございます。

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