毒親とは?毒親の特徴8つを徹底解説【完全版】

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こんな人に読んで欲しい
  • 毒親とは?
  • 自分の親は毒親では?と思う人
  • 毒親育ちだとどんな影響があるのか知りたい人

こんにはち、しんです。

NHKのクローズアップ現代でも取り上げられ、徐々に浸透しつつある「毒親」ですが、いまいち毒親がどんな親なのか、よく分かってない方も多いと思います
この記事ではそんな毒親について、毒親の特徴を網羅した8つの特徴を紹介します。

あなた自身や、あなたの父親、母親、知人が毒親でないか?
この記事を読んでチェックしてみてください。

また、内容については自身の経験の他に、毒親について書かれた有名な書籍、『不幸にする親-ダン・ニューハース著』の内容をベースにしています。

毒親とは子供にとって害となる親のこと

毒親を一言で表せば

子供の成長に害を与える親のことです。

8つあるので少し長く感じるかもしれませんが、一つ一つあなたの親に当てはまる事がないかチェックしてみてください。

毒親の特徴①:子供のことに全て口を出す過干渉な親

毒親の特徴の一つとして過干渉があります。

過干渉な親には下の様な特徴があります。

  • 子供に対し、一方的にあれこれ決めたり詮索する
  • 自分の望むことと子供の望む事が区別できていない
  • 子供が自分と違う意見を持つ事が許せない

僕含め、過干渉な親に悩まされた、または現在も悩まされている方は多いと思います。

過干渉な親のキーワードはずばり「子供のため」です。

子供のため、という大義名分で子供に対し必要以上の世話を焼き、あれこれ決めたり指示をします。また、子供が心の奥底で守っている領域にもお構いなしに進入し、自尊心を傷つけます。

この親の行動は、親の子供に対する依存心が形になったものです。
子供のために行動しているのではなく、自分が不安にならないために子供に干渉しています。

また、過干渉な親は

『子供が自分とは違う別の人間』

という事が理解できません。
そのため、子供が自分と違う価値観を持つ事が許せず、

子供が自分と違う意見を持つ=親への裏切り

と認識します。

そのため、過干渉な親は、進路、恋愛、就職、結婚など、子供にライフステージの変化がある度に自身の価値観を押し付けます。

過干渉な親に育てられた子供は

    • 他人とのコミュニケーションが苦手
    • 異性に対して過度に依存的、もしくは過度に消極的
    • 自分の人生に対する積極性が無い

などの特徴を持ちます。

毒親の特徴②:条件付きでしか子供を愛さない親

過干渉とは逆のタイプで、ある一定の場合でしか愛情を与えないのも毒親の特徴の一つです。

条件付きの愛しか与えない毒親の特徴は下の通り。

  • 親の機嫌で子供に対し愛情を与えたり与えなかったりする
  • 子供を褒めるといった愛情溢れる交流が親子間に無い
  • 親にとって愛情は子供をコントロールするためのもの

条件付きの愛とは、親が思う通りに子供が行動できた場合のみ、愛情を与えることです。

それはテストの点数であったり、日頃の振る舞いであったりと、とにかく全ての行動について、子供は親の期待した通りの行動をしなければなりません。

当たり前ですが、こういった家庭で育った子供は、「愛は特定の場合にだけ与えられるもの」という考え方で育ちます。
つまり、生まれてからこの方「自分は親に愛されていない」と感じながら成長します。

そのため

  • 自分の事を信頼できない
  • 自分は人から愛される価値がない
  • 明るい未来を考える事ができなくなる

などの特徴が現れ、とても生き辛い人生を送ることになります。

毒親の特徴③:目に見えるステータスが全ての基準になっている親


このタイプはいわゆる教育ママ(もしくは教育パパ)といったタイプです。

このタイプの特徴は下の通り。

  • いつもイライラしていて強迫観念的、常に子供にプレッシャーをかけ続ける
  • 目標基準が高く、実現不可能と思える目標を子供に強要する
  • 外見や肩書き、外から見て子供がどう見られているかが大切

このタイプの親は、学校の成績や入試、スポーツ、就職などについて、異常な執着をみせます。
子供は親に言われるまま順調に成果を出し続ける事もあれば、親からの過度なプレッシャーに押しつぶされ、実力が出せず失敗することもあります。

こうした家庭の特徴は、外から見ると「理想的な家族」と見られている事です。

立派な親に立派な子供、そう周りから見られる事が親の望みで、子供はその為に存在しています。

また、学歴や地位といったステータスに固執する親は、子供の心をも自分の管理下に置きたがります。

子供が悲しんだり、泣いたり、怒ったりする事を許す事ができません。

こうした親は、自分の物差しでしか物事を判断しないので、少しでも子供に欠点があるとネチネチと子供を責めます。
子供に欠点がないか、常日頃から目を光らせていますが、当然欠点のない人間なんて存在しません。

こうした親は子供から欠点を無くそうと努力を強要しますが、そうした行動の中でまた新たに欠点を見つけてしまい落胆するループにハマっています。

こうした親のもとで育てられた子供は

  • どんな人かではなく、どんな価値を持っているかで人を判断する
  • いつも何かに追われている様な感覚になる
  • 後で自分を振り返った時、「ああすれば良かった」など、自己嫌悪に陥りやすい

といった特徴を持ちます。

毒親の特徴④:絶対に異論を許さない厳格すぎる親

  • その家だけのルールや規則がありその通りに行動しなければならない
  • 子供が質問や自分の考えを言うだけで、親に対する「挑戦」と捉える
  • 親の意にそぐわない会話は許されない

このタイプの親は、「親は子供の事を全てを分かっていて、親の言う事は全て正しい」と考えています。

親に「なぜ?」と疑問を持つ事が許されない為、必然的に親と子供のコミュニケーションは無くなります。
また、親自身も、子供に対し、自身の話を積極的にする事はほぼありません、

こうした家では、家の雰囲気も常に「緊張感」で満たされています。

家族というよりかは親をピラミッドの頂点に置いた軍隊やカルト宗教の様な雰囲気で、この後に紹介する「体罰を加える親」とセットになりやすい特徴でもあります。

こうした親のもとで育った子供は下の様な特徴を持ちます。

  • 自分の意思で行動できない
  • 人との付き合いが孤立しやすい
  • なぜ?という疑問を持たなくなるため、知的な発達が遅れる

毒親の特徴⑤:感情が常に不安定な親

感情が常に不安定な親は「過干渉」と「条件付きの愛」を行ったりきたりするタイプの親です。

こうした親の特徴は下の通りです。

  • 子供にはルールを強要するが、自分はそのルールを守らない
  • 言う事がコロコロ変わり、一貫性のある教育ができない
  • 子供の機嫌を取ったと思えば、次の瞬間には機嫌が悪くなる

一言で言えば、「子供の心を混乱させる」親です。

その時の気分で叱ったり叱らなかったり、許されているのかと思えば突然怒鳴ったりするので、子供の判断基準が全く育ちません。
こうした親のもとだと子供は、いつも親の顔色を伺ったり、親の言動全てにビクビクして育つことになります。

またこうした親の多くは自分の行動や発言に一貫性が無いことに気がついていません。
こうした親は、なんらかの依存症であったり、精神障害である事が多く、常に感情が揺れ動き続けているからです。

例えば、親がアルコール依存であった場合、シラフの時とお酒を飲んでいる時では考え方も全く違います。
しかし、その時その時の気分で、「正しい事を言った!」とお思い込んでいる為、自身の矛盾には絶対に気がつきません。

こうした不安定な親に育てられた子供は大人になっても

  • 自分や他人の感情が上手く掴めない
  • 常に何かを警戒していて、人への信頼感がなくなる
  • 何をしていても心が休まるという気持ちが持てない

こういた感情を常に持ち続けます。

毒親の特徴⑥:子供との関係を勝ち・負けでしか判断できない親


たとえ自分の子供だとしても、自分の子供に負ける事が許せません。

こうした親の特徴は下の通りです。

  • 親に忠実であるかが一番大切
  • 人や子供の気持ちに無頓着
  • 子供の興味をなくす様な言動をする

普通であれば、親と子供の間に上下関係はありません。

「お母さんはあなたを産む為にいろんな事を犠牲にした」
「俺も本当は夢があったがお前が出来たから諦めた」

この様な内容を子供に直接伝える事で、子供に後ろめたさや罪悪感を与えます。

また、こうした親は人から軽くみられたり避けられたりすることに敏感で、実際にそうではなかったとしても過敏に反応し腹を立てます。

「軽くみられている=負けている」という考え方は自分の子供にも当てはまります。
子供を常に負かす事で親は安心感を得る為、子供は自分への自信を持つ事ができず、自分の事を否定的に捉えるようになります。

こうした親に育てられた子供は成長につれて下の様な特徴を持ちます。

  • 自分の事を大切にしなくなる
  • 自分は役に立たないといった否定的な自己像を持つ
  • 自分の考えを言えなくなる

毒親の特徴⑦:身体的な暴力を加えてくる親

  • 暴力で子供を支配しようとする
  • 暴力を振るう原因はあくまで子供の責任
  • しつけの為に親は子供に暴力を振るう権利があると考えている

他の特徴と比べても、大人になってからの影響が根強く残るのが親からの身体的な暴力です。

子供に対し、暴力を振るっている親は

  • 自分が今どういう行為を行っているのか
  • その後子供がどういう状態になるのか

を全く考える事が出来ていません。

親が暴力を振るうのは親が子供をコントールできていない時です。
しかし、それも親の元々の性格やその時々の状況で変わるので一概には言えません。

ただ一つ言えるのは、子供にとって、親は本来自分を守るべき存在だということです。

その親が自分を傷つける存在になるという認識は、次第に家族の枠を超え

「世の中は安全ではない」

という認識に至ります。

日常的に暴力を受け育った子供は下の様な特徴を持ちます。

  • 抑うつ感、自殺願望
  • アルコールや薬物といった何らかの依存
  • 基本的な信頼感の欠如

毒親の特徴⑧:毒親を止める事が出来ない親

片方の毒親的行為を止められない配偶者もまた毒親と言えます。
こうした親の特徴は下の通りです。

  • 「これはあなたが悪いから」など、片方の毒親行為を正当化する
  • 自身も被害者のふりをする
  • 子供の世話をするのではなく、子供に世話をさせる

たとえ、配偶者が毒親だとしても、まともな親であれば子供が傷ついているのを感じたら止めるのが普通です。
しかし、配偶者と対決状態になる事が出来ない親は、子供を犠牲にする事で自身の責任から逃れます。

こうした親の中には、子供を守れないばかりか、体調不良や病気を理由に子供に世話をさせる親がいます。
配偶者の行為を止められない責任から逃れる為に、子供から同情心を引き出そうとします。

こうした振る舞いは、親としても大人としても非常に未熟です。

この様な環境で育った子供は下の様な特徴を持ちます。

  • 常に気を張っていて、気が休まる時が少ない
  • 自分の気持ちを人に言えず流されやすい
  • 感情を上手く表す事が出来ない

【まとめ】毒親の特徴を知る事が最初の一歩だと思う

ここまで毒親の特徴を8つ紹介しました。
大抵の毒親は、この中の特徴のいくつかに当てはまるのではないかと思います。

この毒親の特徴を読んでいる中で、昔のことを思い出し気分が悪くなってしまった人もいるのではないでしょうか。
僕自身、書いていて何度かイライラしたり気分が悪くなりました。

ただ、毒親の特徴を知る事が、自分の親が毒親であると言うことを認識し、毒親から逃げる最初の一歩なのかな、と思っています。

感想いただけると嬉しいです

この記事の毒親の特徴を読んで

  • 自分の親はこんな毒親だった
  • 今はこうして毒親を乗り越えた
  • 特徴を読んで気がついたこ、思い出した

などなど、『お問い合わせ』より感想を頂けると嬉しいです。