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回避依存症の独裁者タイプについて解説【恋人を支配する】

回避依存症-独裁者タイプ

こんにちは、しんです。

「回避依存症の独裁者ってどんな人?」
「恋人のモラハラやDV行為に悩んでいる」
「恋人にモラハラやDVを止めてもらう方法は?」

この記事ではこんな疑問を解決します。

この記事は過去に回避依存症の経験をもつ僕が、過去の経験を踏まえ解説します。 回避依存症については、これまで無料・有料を含め100件以上の相談実績があります。
 本記事の内容
  • 独裁者タイプの特徴について
  • DVやモラハラは「支配」されることへの恐怖から
  • 独裁者タイプとの付き合い方
  • 先日、こんなツイートをしました。

    回避依存症の独裁者タイプは、他のタイプと比べても「回避依存症」であることに最も気が付きにくいタイプです。

    なぜなら一昔前であれば、このタイプの人の性格は「男らしい」や「亭主関白」として捉えられていたからです。

    「回避依存症なんてわざわざ大層な名前つけなくても・・・」

    と思うかもしれませんが、あなたの恋人や夫がなぜモラハラやDVに走るのか、その心理を知っておくのは自衛のためにもとても大切です。

    今回は回避依存症の独裁者タイプの行動の心理について解説します。

    しん
    しん

    特徴や心理ではなく、実際にどういう付き合い方をすべきかについても解説します。ぜひ最後まで読んでみて下さい。

    独裁者タイプの特徴

    まずは独裁者タイプの特徴についてざっとまとめてみます。

  • 非常に自己中心的な考え方をする
  • 常に自分が「教えてあげている」という態度を取る
  • 人には命令するが、自分が命令されるのは許せない
  • 精神的に痛めつける様な言葉を日常的に使う
  • 話し方、食事、掃除など恋人が自分の思い通りの行動を取らないと怒り出す
  • 代表的な特徴だと、この辺が当てはまるかと思います。

    ざっと眺めるだけもなんとなく伝わるかと思うのですが、独裁者タイプが恋人と「フラットな関係」を築くことはまずありません。

    独裁者タイプは恋人と「主従関係」のような縦の関係を作ることで、恋人を自分の支配下に置くことを第一に考えています。

    分かりやすくいうと”王様”と”手下”のような関係ですね。

    「独裁者タイプはなんでこうした関係を作りたがるの?」という質問について後ほど詳しく解説しますが、一言でまとめると

    自分が支配されないよう、あらかじめ恋人を支配する

    といった歪んだ考えが根本にあるのが原因です。

    独裁者タイプが使い分ける「怒り」と「無言」

    独裁者タイプの特徴を考えてみたとき

  • 精神的に痛めつける言葉や罵声
  • 細部にわたる徹底的なダメ出し
  • あなたはこうした”直接的”な支配行動を、ついつい頭に浮かべてしまうのではないでしょうか?

    ですが、実は独裁者タイプの行動にはもう一つ大きな特徴があります。

    その特徴とは

    あえて無言にすることで恋人を威圧する

    という特徴です

    たとえば、意味もなく無言でムスッとしてみたり、机を指でトントン叩いてイライラを表現したりですね。

    こうした恋人の行動を見て

    「なにか不機嫌になることをしてしまったかな?」

    と相手が不安感を感じるように仕組んでいます。

    この「直接的な支配」と「間接的な支配」を交互に組み合わせることで、独裁者タイプは恋人への支配を深めていきます。

    回避依存症の独裁者タイプの原因

    次に、回避依存症の独裁者タイプの原因についてお話します。

    原因となるのは大きく分けて下の2つです。

  • 過干渉・過保護な両親に育てられた
  • 独裁者タイプの親に育てられた
  • 順に解説します。

    過干渉・過保護な両親に育てられた

    独裁者タイプになる理由の一つに「過干渉・過保護な両親に育てられた」があります。

    両親と書きましたが、これまでカウンセリングを見てきた限りでは、独裁者タイプの原因は「母親の接し方」に問題がある場合が非常に多かったです。

    母親が子供のことを心配したり世話をするのは当然のことです。

    しかし、過保護や過干渉な母親は、子供が自立心を持つ思春期になっても、過干渉や過保護をやめられません。

    子供を一人の人間として見ることができず

    自分の所有物

    のように考えているので、子供を自分の思うように操ろうとし、子供の考えや自由を奪います。

    母親本人は「子供のためにいいことをしている」と考えているので、子供が抱えている辛さを感じることができません。

    こうした環境で育った子供は、人に束縛や干渉を受けることを極度に嫌がるようになり

    「コントロールされるくらいなら、逆に相手をコントロールしてやろう」

    と考えるようになり、それがモラハラやDVといった行動として現れます。

    DVやモラハラをする相手として女性が選ばれやすいのは、無意識の中にある母親への怒りの裏返しといえます。

    独裁者タイプの親に育てられた

    そしてもう一つの理由は、親、特に父親が「独裁者タイプ」だったということです。

    「独裁者タイプの親に育てられるとどうなるか」

    については後ほど僕の体験談を踏まえて解説しますが、なんせその家庭状況は良いものとはいえません。

    配偶者だけでなく、子供に対しても

    「命令する」

    「精神的・肉体的に痛めつける」

    「食事・掃除・勉強のミスを執拗に責め立てる」

    こうした行動を取るため、子供は次第に自分に対する自信を失っていき、心に大きなキズを負います。

    親子といえども関係性は王様と手下のような関係なので、子供は常に不安や恐怖に怯えながら暮らすことになります。

    そして、大人になって恋人や家族が出来ると、無意識に辛かった子供時代、過去のトラウマを思い出してしまうんですね。

    弱かった自分を認めることができないので、自分が「独裁者タイプ」となり弱者(恋人・子供)を支配することで、自分のトラウマを隠そうとします。

    社会的な背景って関係あるの?

    とある記事では、独裁者タイプの原因の一つは「社会的背景」だと解説されていました。

    昭和の時代は「亭主関白」が普通だったので、自然にこうした環境が形成されていたという意味では、社会的な背景も関係していたかもしれませんね。

    ですが、現在では体罰や虐待が強く非難される時代になっているので、現在ではこの理由は薄くなっているのではないかな、と僕は考えています。

    DVやモラハラは「支配」されることへの拒絶反応

    原因が「両親による過干渉・過保護」「独裁者タイプの親に育てられた」このどちらにあるにせよ、根本にあるのは

    「もう人から支配されたくない」

    という強い不安や恐怖心です。

    独裁者タイプの回避行動(モラハラ・DV)は自分のトラウマを隠すための無意識の防衛反応です。

    無意識というのがポイントで、恋人にとってはそれが自然な行動になってしまっているので、

    自分が恋人のことを傷つけている

    という実感にも乏しいという面があります。

    また、中にも恋人を支配することで「優越感」のようなものを感じ、いつしか自分の”ストレス解消”として恋人に対しDVやモラハラを行う人もいます。

    こうなるとモラハラが加速し、自分の身にも危険が及ぶ可能性があるので、しかるべき場所に相談するのも一つの手段であると思います。

    ※独裁者のモラハラについて更に詳しく知りたい方⇒

    回避依存症とモラハラの深い関係性とは【モラハラの心理を探る】

    自分を責めるのは絶対にNG【あなたは悪くない】

    独裁者タイプのモラハラやDVを受けているあなたは次第に

    恋人が不機嫌=自分の行動が原因

    だと思うようになってしまうかもしれませんね。

    ですが、恋人のDVやモラハラ行為に対してあなたが責任を感じる必要はありません!

    恋人の行動は全て「自分を守るための無意識の防衛反応」ということを思い出してください。

    独裁者タイプの人は「支配」されないこと、主従関係をつくることが目的です。

    あなたがどれだけ頑張って恋人に接したとしても、目ざとくミスを見つけ、責め立てるでしょう。

    少しのことを大きく責め立て、あなたに対し”罪悪感”を植え付けていきます。

    しん
    しん

    あなたがこの恋人の罠にハマり、小さなことを恋人に謝ってしまったり、相手に無理に寄り添おうとすると、ますます関係は不健全な形になってしまいます。

    ミスのない人なんていません。

    本来恋人や配偶者とは

    お互いが思いやりをもって共に成長していくもの

    です。

    それが出来ないのは、あなたが頑張っていないからではなく、恋人に問題があります。

    自分を責める必要はありません。

    独裁者タイプに育てられた子供はどうなるか【実体験】

    既婚で配偶者が回避依存症の独裁者タイプ、という方に向けての内容となります。(独裁者タイプとの結婚を考えている人も参考にしてください)

    このブログを書いている僕自信、過去は回避依存症でした。

    そして僕の父も回避依存症です。

    僕は脱走者と搾取者タイプの面が強いタイプでしたが、父は独裁者とナルシストタイプの特徴を煮詰めたような人でした。

    そしてこの記事で紹介した通り、父は「過干渉・過保護な母親」に育てられていました。

    独裁者タイプの人に対する接し方は、恋人だけでも十分に問題ですが、子どもに対してはより強い悪影響を与えます。

    いやゆる毒親、機能不全家族というやつですね。

    やることなすこと全て否定され、罵声を浴びせられ、常に不安を抱える環境で育った子どもは、当然まともには育ちません。

    どうなるかは育ってみないと分かりませんが

  • 恋愛依存症
  • 回避依存症
  • セックス依存症
  • アルコール依存症
  • 自傷癖
  • その他にも対人不安などを抱え、子供に行きづらい人生を送らせることになります。

    「父(母)は昔からこういう人だから・・・」

    と諦め、子どもに自分と同じ我慢を強いてしまうと、あなたは一生子どもに恨まれてしまうかもしれません。

    独裁者タイプは配偶者にも子どもにも同じ行動を取るので、せめてあなただけは子どもの味方である必要があります。

    恋人や配偶者にモラハラやDVを止めてもらうには

    独裁者タイプの「モラハラ」や「DV」は、自分のトラウマから逃げるための防衛反応なので、あなたが

    「モラハラやDVを止めて!!」

    といっても、止めさせることはできません。

    むしろ、「止めさせようとしている」ということが、「命令」「干渉」のように受け取られ、より酷い状態になってしまうかもしれません。

    自分や子どもを、モラハラやDVから守るには

    「恋人を刺激しない感情の伝え方」

    を学ぶ必要があります。

    こちらについて知りたい方は、下のページを参考にしてください。

    回避依存症の恋人との幸せな関係の作り方【完全版】

    まとめ

    最後に今回の記事の内容のまとめです。

    この記事のポイント!
  • モラハラやDVの原因は幼少期の両親との関係性にある
  • モラハラやDVはトラウマからくる自己防衛反応
  • あなたに責任はない、ただし感情の伝え方を覚える必要あり
  • 今回は回避依存症の独裁者タイプについて解説しました。

    独裁者タイプの厄介なところは、結婚してもそれがずっと続く、ということですね。

    モラハラやDVを止めてもらうには、まずは自分が悪くはないということを意識して、付き合い方を徐々に変えていく必要があります。

    「自分はあなたをコントロールしようとしていない」ということを恋人に分からせていくことでしか、安定した関係を築く方法はありません。

    今回は以上となります。